調査現場で心霊現象!こわすぎる調査とは?

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調査現場で心霊現象!こわすぎる調査とは? - 2015.12.18(金)

探偵の仕事を長くやっていると、その中で心霊現象の1つや2つは誰でも出会うもの。

というわけで、今回は調査で出会った本当に怖い調査についてご紹介させて頂きます。

ただの監視のつもりが・・

その調査は、ある家に泥棒が入る可能性があるということで、依頼者の自宅周辺で長期に渡る監視活動が行われました。

しかし、調査費用の関係で、依頼者が自宅にいる夜間の間の監視は一人きり。
そして、運悪くその時調査が無かった私は、その監視活動要員に引っ張られ、3日間連続で夜間の張り込みを行う事になったのです。

山間の家

依頼者の家は郊外の山間部にぽつんとある集落の中にありました。
そこは昔炭鉱で栄えた町だったらしく、廃墟となった集合住宅が幾つかありました。

そして、監視場所の拠点となったのが、なんとその廃墟。

さすがにこんな所で張り込みなんて出来ないだろうと思っていたら、土地の持ち主と依頼者がすでに話しを付けていてしまい、あえなくその廃墟で張り込みを行う事になりました。

廃墟なった住宅は2階建てのアパートタイプで、依頼者の家を見れる二階の隅の部屋があてがわれました。
階段もうギシギシ、上るたびにコンクリートの破片が崩れる感覚が足の裏に広がり、廊下は何か良く分からない虫があちこちを走り回る始末でした。

問題の部屋の扉の鍵を開けて入ると、室内にはなぜかテーブルに皿に、ジャーと、生活用品がそのまま残っている状態。夜逃げでもしたのでしょうか、子供部屋と思わしき部屋には古びた人形までそのまま残っていたのです。

鈴の音

その日の夕方、ついに調査が始まりました。
私は夜間撮影用のビデオカメラをベランダに設置し、そこから依頼者の住宅を監視することになりました。カメラのファインダーをのぞきながら1時間、2時間と経過するうちに、すぐにあたりは暗くなり夜が訪れます。

カメラを暗視モードに切り替え、再びファインダーをのぞきはじめた時、ふいにどこからか鈴の音が聞こえてきました。

いえ、それはどこからかというようなものではありません。真後ろ。部屋の奥からチリン、チリンと鈴の音が聞こえてくるのです。

その音に驚き、すぐに後ろを振り返るも、そこには何もありません。風鈴のようなものが部屋にあるわけでも、風が吹いているわけでもありません。むしろ、その日は風はなく蒸し暑い夜だったぐらいですから、私はきっと鈴虫か何かだろうと気を取り直して、再びファインダーをのぞきます。

しかし、また音がします。

『チリン、チリリン、チリリリリリン』

しかし、張り込み中に何度も後ろを振り返ることは許されません。もしもその鈴の音に気を取られているうちに、依頼者の家の周囲に変化があった場合には取り返しのつかない事になります。

そんな私の事情を知ってか知らずか、鈴の音は次第に気のせいとは思えない程大きい音で鳴り続けました。

『チリン、チリリン、チリリリリン、チリリン、チリリン、チリリリン』

その夜は延々とその鈴の音を聞きながら監視を続けていましたが、とにかく恐ろしさで逃げ出したくなる自分を、仕事だ、気のせいだ、と言い聞かせながら張り込みを続けたのです。

調査終了

その日の調査が終わり、室内を改めて点検しましたが、風鈴のようなものは何一つ見つかりませんでした。

ただ、子供部屋にあった人形の中に、首に鈴を付けた猫のぬいぐるみがあったのです。

もしも、あの猫が夜になり、私の後ろで遊びまわっていたとしたらゾっとしますが、それがあの部屋の元の住人と勘違いしての行動だとしたら、きっとあの人形もさびしかったのかもしれません。