点検はただの詐欺?強引な売り込みの被害が拡大中

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点検はただの詐欺?強引な売り込みの被害が拡大中 - 2016.01.13(水)

昨今流行している特殊詐欺の影にかくれてその被害を徐々に拡大している悪質商法があります。

その商法の名は『点検詐欺』。

高齢者の自宅に入り、室内の不備をみつけてそれに代わる商品を売り付けるという商法ですが、実際には破損個所も不備もないのに商品を売り付けることが殆どだと言われています。

「無料点検」と称してお宅を訪問

点検詐欺の特徴は、無料点検と称して急に自宅を訪問してくることにあります。

ここで、無料で点検してくれるなら良いと思い室内に上げてしまうと、あとは悪質御者の独壇場。

室内にある様々な場所を調べては、『なんてことだ、これは酷い!』といって問題箇所をでっちあげ、自身の商品を売り付けようとするのです。

・「水道点検」を称する商法

最近被害が多いのが、水道点検を称する悪質商法です。

この場合、水道業者と思わしき人間が水道水を調べると、『奥さんこれは酷いですよ!こんな水を飲んでいたらすぐに体をこわしてしまいます』といって相手の不安感をあおった後、急にパンフレットなどを持ちだして、『じつは今特別価格で健康に良いウォーターサーバーを販売しています』などと自社の商品の営業をはじめるという手法です。

・「住宅点検」を称する商法

また、他にも『住宅詐欺』といわれるものが存在します。

住宅詐欺の場合、急に業者が自宅を訪れ『無料で耐震構造の点検を行っています』といってきます。

これを受け入れた場合、業者は室内や住宅の外側などを適当に調べながら写真を取る振りをして、別の欠陥住宅で撮影した欠陥部分の写真を準備。その写真を消費者に見せながら、『このいえはこのような状態になっており、耐震工事を行わなければなりません』といって、多額の工事費を請求しようとします。

しかし、実際に料金を振り込んでみると、その業者とはまったく連絡が付かなくなってしまったり、工事が行われてもとんでもない手抜き工事が行われていたりするという大変悪質な商法です。

点検詐欺は偽の結果を準備している

点検詐欺の特徴は、さもその部分を調べたように見せかけて、すでに準備していた偽の結果を見せることで、その部分とんでもない問題が発生しているように見せかける点です。

たとえば水道水の場合、たとえ見た目や味では判断できなくとも、なんらかの水質汚染があると言われると信じてしまいますよね。

また、住宅詐欺も同様に、家の中で普段家主が見るところの出来ないような場所の写真をみせられたら、誰もが今この瞬間に撮影したものだと勘違いしてしまうでしょう。

しかし、普通の業者であれば、まず無料点検などを実施していることはありませんし、例えしていたとしても、いきなり住宅に飛び込みで訪問するといた非常識なことはまずしません。

また、水質調査も同じで、水道局の人間でもないのに水質の調査を飛びこみで行うような業者は存在しません。例え水道局の人間と名乗っても、行政が民間人にウォーターサーバーを売り付けるという真似は100%しません。絶対に騙されないでください。

まとめ

点検詐欺は、偽の点検結果をみせることで相手の恐怖心や不安をあおって商品やサービスを購入さえる悪質な詐欺です。

これを防ぐためには、突然家に来訪して点検をさせほしいなどといた人間がいたら、まず真っ先に断るようにしましょう。

また、しつこく家をたずねてきたり、点検後に家から帰らないようであれば、すぐさま「警察を呼ぶ」と相手に伝えましょう。こうすればいくら相手が悪質業者といえど、その場を退散しなくてはいけなくなります。