探偵業界用語解説『調査員』とは

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探偵業界用語解説『調査員』とは - 2015.08.12(水)

『調査員』という言葉は、探偵社のサイトや各種広告サイトなどにも大量に登場してくる言葉ですので、この意味をすでにご存じの方も多いかもしれません。

しかし、探偵社に依頼を考えている方の中で、もしもこの言葉の意味をご存じなければ、今後の為にも覚えておいた方が良いかもしれません。

『調査員』の意味とは?

『調査員』とは、探偵社に所属する調査を専門に行う社員の事を指します。

つまり、一般的に言う『探偵』という事になりますが、探偵業界の認識では『探偵』と『調査員』は別けて使う事が一般的です。

調査員と探偵の違い

調査員と探偵の違いは、調査を専門に行う従業員か、それとも調査を行う経営者かの違いと言えます。

その違いを詳しく記すと、以下の様になります。

・『調査員』
探偵社に努める会社員で、調査業を専門に行う事から『調査員』と呼ばれる。
ただし、社内での地位が幾ら高くとも、経営者で無ければ全て調査員を呼ぶ。

・『探偵』
個人の探偵事務所や複数の従業員を有する探偵社の経営者を指す。
ただし、業界内でも呼び名が別れており、自身も調査を行う経営者を探偵と呼ぶ人もいたり、探偵業を営む経営者を全て探偵と呼ぶ人もいる。

この様に、業界内では探偵という言葉と調査員という言葉を使い分けているため、依頼時にも、探偵社の人間は実際に調査を行う社員を『調査員』相談や依頼を受ける社員を『相談員』として呼び分けます。

調査員はサラリーマン?

調査員自体の意識としては、自らの事を探偵と呼ぶより『調査員』と呼ばれたり、自分達を『サラリーマン』を称する事が大変多いです。

そして、実際に調査員サラリー(月収)を貰って生活している、立派なサラリーマンの一つでもあります。

そのため、調査員にはきちんとボーナースがあり、有給があり、福利厚生があったりと、通常のサラリーマンと殆ど変らない待遇で働いています。

また、組織に内での階級も存在しており、主任、係長、課長、部長といった一般的な階級の他、会社によっては副班長、班長など、部隊形式の呼称を採用している所もあります。

実際に調査を行わない調査員

しかし調査員といっても、その全てが現場に出て調査を行っているわけではありません。

組織内での階級が高くなり、調査員を指揮監督する管理職の調査員や、調査員としての業務以外に、自社の営業活動やサイトの運営などを行っている調査員もいます。

また、中には報告書の作成をメインに行っている調査員もおり、一概に調査員といっても、その働き方は様々です。

調査員の専門性

また、大手の探偵社ともなると抱えて居る調査員の数も増えるため、調査項目事に部署を作り、調査員に専門性を持たせる所もあります。

例えば、浮気調査を専門に行う調査委や、行方調査・所在調査が専門の調査員。もしくは、尾行・張り込みを行う行動調査を専門の調査員や、デスクワークや聞き込みを中心とする内偵調査を専門にした調査員なども存在します。

しかし、この様に調査員に専門性を持たせる事は、業界内でも上位に入る企業しか実践できませんので、大半の企業では調査員は全ての調査を行える能力を有していなければなりません。

まとめ

一口に『調査員』といっても、探偵との違いや、その業務内容などは殆ど表にはでていませんし、秘密のベールに包まれた存在である以上、依頼者にとっても不気味な存在である事は間違いありません。

しかし蓋をあけてみれば、調査員は専門性が高い調査のプロではあるものの、中身は家族の為、会社の為に働くただのサラリーマンにすぎないのです。