探偵業界用語解説『報告書』とは

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探偵業界用語解説『報告書』とは - 2015.08.07(金)

探偵社へ依頼をすると、『調査結果は報告書でお渡しします』といった内容を必ず伝えられるでしょう。

しかし、『報告書』なんてものを初めて見る人もいるでしょうし、一体どんなものを手渡されるのか不安に思う人も多いかもしれません。

そこで今回の用語解説は『報告書』の意味とその内容について記して行きたいと思います。

『報告書』とは?

探偵業界が依頼者に渡す『報告書』とは、どの様な調査を行い、どの様な結果を得られたのかが記された本と理解して頂ければ良いでしょう。

この報告書の内容は、基本的に写真と文章と地図の三つで構成されており、各調査項目毎によってその書き方は大きく変わってきます。

浮気調査の報告書

浮気調査の報告書は、対象者や第二対象者(浮気相手)を撮影した写真と、その行動を記録した時間ごとに追った文章によって構成されています。

基本的には、初めに調査日時が記されており、冒頭に一連の調査を行った結果が記されています。

この時、もしも不貞行為(浮気)があれば『調査の結果平成○○年○月○日の調査において、異性と接触し不貞行為を行う様子が確認された』といった文章が入っており、不貞行為が無ければ『○○年○月○日〜○月○日に調査を行った結果、異性との接触は認められなかった』といった文章が入ります。

所在調査

所在調査の場合は、その調査の具体的な手法、そこから得られた情報と、調査結果が記載されます。

こちらも写真と文章で構成されますが、時間や日時などの表記は特に無い場合が多いです。

行方調査

行方調査の場合は、調査が成功した場合に報告書の提出を行わない探偵社が殆どです。

しかし、もしも行方調査を行っても対象者が発見できなかった場合には、どの様な調査を行ったのかが解る様に、聞き込みを行った場所や、聞き込みで得られた内容、ポスターを配布した場所、張り込みを行った場所などが写真付きで詳しく記される事となります。

ストーカー調査の場合

ストーカー調査の場合は、監視活動を行った証拠として、調査期間中の監視エリアの状況を記した写真付きの報告書が手渡されます。

ただし、もしもストーカー行為が発見された場合には、警察に証拠として届け出るために、監視カメラの映像などをダビングしたDVDやフラッシュメモリーなども同時に手渡される事もあります。

犯罪調査の場合

窃盗、傷害、器物破損、迷惑行為、詐欺などの各種犯罪調査の場合には、調査の方法が一定していないため、報告書の作成形式はどれもバラバラです。

ただ、これらの調査で犯罪の証拠を得る事に成功した場合には、ストーカー調査同様に映像等を証拠として警察に届け出る必要があるため、ダビングされたデータを請求する事が可能です。

信用・素行調査

信用調査や素行調査は、基本的には浮気調査同様、尾行、張り込みを行った際の写真と、時間毎に記した対象者の行動記録によって構成されます。

冒頭に来る調査結果は、対象者がどの様な不審な行動を取ったのか、もしくは、依頼者がどのような疑惑を持っているのかで変わります。

015294まとめ

報告書とは、探偵社唯一の商品とも言われるだけあり、どの探偵社もこの報告書の作成にはかなり力を入れています。

その理由には、調査の結果がいかに良くても、その報告書が雑であれば、たった一つの文章の言いまわしで裁判でその効力を十二分に発揮できない可能性もあるからです。

また、報告書の内容は出来るだけ誰にでも分かる言葉使いで、専門的な用語は押さえる様に書かれますので、論文や契約書のような物をイメージしている方には「なんだか薄っぺらいな?」と思われるかもしれませんが、それも探偵社側の配慮ですので誤解なさらない様にしてください。