探偵業界用語解説『成功報酬』とは

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探偵業界用語解説『成功報酬』とは - 2015.08.20(木)

成功報酬の意味

成功報酬とは、その調査における目的が達成された場合にのみ料金を支払う仕組みです。

基本的には成功報酬制度と着手金制度がセットになっているものと、『完全成功報酬制度』と呼ばれる、着手金無しの2つの制度が存在します。

成功報酬制度のメリット

成功報酬制度の最大のメリットは、調査が失敗した場合に料金を支払わずに済む事でしょう。

例えば、発見できるか解らない難解な行方不明調査や、連絡が途絶えてから十数年が経過している所在調査など、結果出るか解らない様な調査に対しては、成功報酬制度の方が無駄な依頼料を支払わずに済むかもしれません。

成功報酬制度のデメリット

成功報酬制度のデメリットは、調査料金が割高な事です。

特に完全成功報酬制度を採用している場合は、その料金は相当高い事が多いですが、かといって違法な金額という訳では無く、大抵は相場の範囲内に設定されています。

なぜ成功報酬制度が必要なのか?

成功報酬制度が必要な理由には、調査の中には必ずしも結果が出ないものが多く、この事について探偵社と依頼者との間でトラブルが絶えない現状が潜んでいます。

依頼者としては、探偵社に頼めば必ず見つけてくれると考えている人が大勢いますが、探偵も人間ですので全ての調査に成功する保証はどこにもありません。

しかし、探偵業界に依頼する多くの人は、結果が出ない事で腹を立て、訴訟を起こす人などもいるのですが、そうした訴訟のせいで探偵業界のイメージが悪くなる一方でもあります。

これに対して、成功報酬制度が『結果が出なければ料金をもらわない』という、まさに依頼者の要望を叶えて依頼数を増やせ、なおかつ依頼者とのトラブルを減らせるというメリットがあります。

しかし、探偵社にとって、この完全成功報酬制度を導入するためには、調査に対して相当の自身が実力が無ければ行えない、かなりギャンブル性の高いシステムです。

もしも結果だければ料金が貰えないとなれば、どれだけ調査を行ってもただ働きとなってしまう事も多いので、会社の経営手法としてはまったく向いていない料金プランでもあります。

そのため、中堅や大手の探偵社の場合は成功報酬制度よりも、安定した時間制のパック料金を採用していたり、成功報酬の度合いを下げ、着手金で半額、成功報酬で半額といった形を取っている所が多いです。

逆に、完全成功報酬制度を導入している探偵社は、よほど調査に自信があるか、もしくは他の調査で利益を上げている可能性が高いため、この探偵社の実力をはかろうにも、その判断にすら一種のギャンブル性が含まれてしまいます。

成功報酬制度に向いている調査

成功報酬制に向いているのは、やはり難解な行方調査や所在調査でしょう。

所在調査は長期間かかるものが多いですが、慌てて調査を進める必要がないので、成功報酬制度で気長に調査結果を待つのに向いています。

また、行方調査も失踪からある程度の期間が経ってしまうと、発見率も極端に下がるので、無駄な費用を抑える意味でも成功報酬型の方がマッチしています。

成功報酬制度に向いていない調査

成功報酬制度に向いていない調査は、緊急性が問われる行方調査や浮気調査でしょう。

浮気調査の結果が確実に欲しい!となった場合には、完全成功報酬制度の場合には、調査料金が時間制ではないので、あまり急いだ対応をしてくれない可能性が高いです。

失踪から間もない行方調査の場合は、すぐさま大量の調査員で事態に当たらなければならないので、安定した料金設定の大手探偵社に頼むのがベストです。

015294まとめ

成功報酬制度も使いか次第ですし、成功報酬制度の有る無しで探偵社の実力が決まる訳ではありませんので、この記事を参考に自分にあった料金プランを選ぶ様に心がけてください。