探偵用語解説『徒歩尾』とは

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探偵用語解説『徒歩尾』とは - 2015.08.23(日)

『徒歩尾』の意味とは?

徒歩尾とは、『徒歩尾行』を略した言葉です。

徒歩尾行とは、その字の通り徒歩で尾行を行うことを指しますが、車両などと連携して調査を行うため、100%徒歩のみの尾行というのは殆どありません。

しかし、全ての調査において使用される技術だけに、浮気調査においては最も基礎的な技術とされています。

徒歩尾の方法とは

徒歩尾行は尾行の基礎であり、全ての尾行に通ずる技術が詰まっています。

1.対象者を確認し、尾行を開始

尾行が開始されると、まずは相手距離を取る必要があります。

また、徒歩尾行でもっとも失尾率が高いのが尾行開始直後であると言われており、いかに早く相手との距離を見極め、安全かつ尾行が可能な距離を見定めるかが徒歩尾行の鍵となってきます。

2.尾行中に撮影を行う

徒歩尾行中の撮影には、大抵ビデオカメラやコンパクトカメラが使用されます。
どちらも小型軽量でバッグや体の一部に隠しながら撮影できるため、多くの探偵社が使用しています。

特に最も多いのがハンディサイズのビデオカメラで、これ一台さえあれば大抵の調査はこなせると言われている万能基材です。

使われるビデオカメラは市販のものが多く、コンパクトで夜間撮影に強いナイトショット付きのものが好まれます。

また、コンパクトカメラも徒歩尾行で多く使われていますが、徒歩尾行中はブレが大変酷いでのブレを軽減するための撮影技術が必要となります。

その他には、探偵の中にはバッグの中に野鳥観察用のビデオカメラを仕込んだものを使用していたり、メガネ型カメラなどの特殊をカメラを使用する人も居ます。

3.対象者の接触相手や立ち寄り先を確認する

尾行の主な目的は『誰と接触し、何処に行ったのか?』を確認する事です。

そのため、徒歩尾行を行っている最中に対象者が誰かと接触した際には、かならずそれを撮影し、接触した人物の容姿を映像記録に残していきます。

また、その後建物などに入った場合は、建物に入る瞬間を撮影したのち、その建物の全景(建物全体が入った写真)を撮影します。

入る建物がビルの場合は出来うる限り、ビル内のどこに入ったのかを目視で確認する必要があり、対象者とかなりの距離まで接近して尾行を行います。

徒歩尾の訓練方法

探偵社に入社した調査員が初めに行う事は、張り込みと徒歩尾行の訓練です。

特に徒歩尾行の技術は基礎中の基礎であるため、仕事中やプライベートを問わず、とにかく何処でも訓練する様に指示されます。

徒歩尾行の訓練方法は簡単で、とにかく通りすがりの対象者を決めた後に、その人物を一定の区間まで追うと言う事を訓練します。

特に、自分が苦手と感じるエリアを重点的に訓練するため、人混みでの尾行が苦手な場合は、駅のホームや混雑地帯で頻繁に訓練をしたり、住宅街での尾行が苦手な人は、都市部近郊の閑静な住宅街で尾行訓練を行います。

ただ、この訓練は悪魔で決められたエリアの短い距離で行う必要があり、もしも長距離間の尾行を行ってしまうと、それが発覚した場合にトラブルに巻き込まれてしまいます。

015294まとめ

徒歩尾は探偵にとっては基礎ともいえる技術だけに、調査員なら誰もがこの訓練を徹底して行っています。

しかし、調査員にも得意、不得意があるため、徒歩尾行よりも車両尾行やバイク尾行が得意という人もいます。

そのため、多くの調査員を有する探偵社の場合、出来るだけ個々の調査員の特性合わせた配置を心がけており、徒歩尾行専門の調査員というのも稀に存在します。