探偵業界用語解説『予備調査(事前調査)』とは

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探偵業界用語解説『予備調査(事前調査)』とは - 2015.08.15(土)

探偵社に相談をして、依頼の一歩手前まで行くと相談員から「本調査の前に予備調査(事前調査)を行わせて頂きます」という説明を受ける事があるかもしれません。

しかし、依頼をする側からすれば『予備調査って何?なぜ調査を二回もやるの?』と、一瞬で頭が混乱してしまう人もいるかもしれません。

そこで今回は予備調査の内容と必要性について解説していきたいと思います。

『予備調査(事前調査)』の意味

予備調査とは、本番である調査をより円滑に行うために行う調査の事です。
業界内では複数の呼び名があり、事前調査、襟取りとも呼ばれる事があります。

予備調査の方法

予備調査を行う目的は、あくまで本調査(本番)を成功させるためです。

そのためには、事前に様々な事を調べなければなりませんが、この予備調査をどれだけ丁寧に出来るかが調査を成功させる鍵だとも言われています。

1.調査開始地点の地理を調べる

調査を開始する場所の地理を事前に調べあげる事で、もっとも効果的な張り込み位置を選択する事ができます。

調査開始時の張り込みは大抵自宅周辺であるため、もしも対象者の家の窓から見えるような位置に張り込んでしまうと、尾行をする前に調査が発覚してしまう恐れがあります。

そのため、開始時の張り込み位置は入念にチェックせねばならず、実際に現地にいって直に地理状況を確認する必要があります。

2.予測される通勤ルートの確認

対象者が普段から利用している通勤ルートを確認して、尾行の妨げとなりそうなポイントを事前に確認しておきます。

特に電車通勤をしている対象者の場合は、朝の通勤ラッシュ時に降りる駅がわかっていないと、人混みが邪魔して降りれない事もあります。

また、ルートさえ解っていれば尾行の発覚率を下げる事もできます。

例えば、自宅付近の閑静な住宅街では脱尾(尾行を外す)を行い、すでに自宅周辺で待機している調査員が待ち伏せによって捉える作戦も使えます。

最新の写真を手に入れる

調査対象者の最新の写真を手に入れる事で、面取りをさらにやりやすくします。

例えばその日の夕方、退勤時から帰宅までの間を調査をする場合、その日の朝自宅から出勤する対象者の姿を撮影することによって、服装や所持品などの細かい特徴を確認する事ができます。

これを元に面取りを行えば、定時退社で大量のサラリーマンで溢れるビジネスビルの出入り口から、正確に調査対象者だけを探しだす事ができます。

必要な調査員の把握

予備調査を行う事で、建物の状況や周辺地理、通勤ルート、もしくは予定されている立ち寄り先の状況などから、その調査に投入する調査員を決定します。

特に張り込み先の出入り口の数は調査員の数を決定する大きな要因となるので、勤務先や自宅などの建物の出入り口の確認は徹底して行われます。

また、立ち寄り先の種類によっては、そこに適した年齢、性別、服装などが予想できるため、それに合わせた調査員を選び現場に投入する事となります。

予備調査に料金は掛らない

たまに予備調査は別途料金が掛ると思われている依頼者の方がいますが、その様な料金体験を取っている探偵社は今のところ存在しません。

予備調査の目的は悪魔で本調査のための調査であり、これは探偵社側が自主的に行うものなので、当然依頼者に負担がかからない様になっています。

まとめ

予備調査は調査を成功させるために;欠かせない作業です。

もしも予備調査を行わないような探偵社であれば、依頼は見送った方が良いかもしれません。