離婚事件の主張は極めて難しい

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離婚事件の主張は極めて難しい - 2016.01.18(月)

離婚に関わる裁判では、その証拠を提出することは大変難しいことです。
そのため、自分一人で裁判を行おうとおもっても色々な問題が生まれるのです。

不貞行為の証拠の難しさ

不倫や浮気が原因で離婚に至る例は珍しくありません。
しかし、不倫や浮気が原因で離婚をしようと思っても、その結果相手のへの離婚の事実を確認することは出来ないかもしれません。

例えば不貞行為の証拠というものは、まず配偶者がその様子を目撃することは不可能ですし、何処で、どのように不貞行為が行われているかを立証することは事実上不可能です。

仮にそれが出来たとしても、相手が公衆の面前で性行為を行ってくれない限り、その様子を推測するに足りうる証拠を入手するかありません。

これを例えば盗撮、盗聴などによって証拠を入手することも可能ですが、自室以外の室内にカメラを仕掛けたりや盗聴器を仕掛けるというのは証拠の入手の中でも違法性が高い手法となるため、裁判で提出した場合は証拠能力を失ってしまう恐れがあります。

悪意の遺棄の証拠

悪意の遺棄をされた証拠は、金銭面の問題や家事の様子などであれば、他の離婚事由に比べれば比較的証拠を集めやすい部類です。

ただ、それ以外の悪意の遺棄となると証拠の入手が難しいものも出てきます。

例えば育児に関わらないといった場合には、出張が激しく数週間も家に帰らない場合などは証拠の入手はたやすいですが、残業で数時間ほど家に帰るのが遅いとなったら、その証拠を手に入れるには毎日の記録が必要になります。

また、悪意の遺棄は程度によっては離婚事由として裁判所が認めない場合があるので、証拠の入手には長期間の継続的な記録を手に入れる必要があります。

セックスレスの場合

セックスレスの証拠を残すには、日々の日記や両者の証言などが必須になります。

しかし、いざ離婚を決意した段階でそれまでの日記などを記していていない場合には、その証明をすることは難しくなるかもしれません。

もしも確実な証拠を入手するには、配偶者からの証言を得たり、セックスレス等の問題でカウンセリングなどにかかっていた記録があれば良いですが、そうでない場合は他に証拠の入手方法を考えなければなりません。

夫婦の性格の不一致

性格の不一致によって離婚をする場合、両者が離婚を望んでいるケースが大半なので両者の証言によって離婚事由が証明できますが、もしも配偶者の一方が性格の不一致について認めない場合には離婚は相当難しくなるでしょう。

なぜなら、性格という個人の特徴の組み合わせによって起きるトラブルは、その殆どが当事者同士の間でしか認識できない問題だからです。

よく夫婦喧嘩などをしており、その証言を周囲の人間から得られるようであれば証拠は得られるかもしれません。

DVなど

DVの証拠を入手するためには、暴力を受けた証拠となる治療の記録などを手に入れるのが一般的です。

しかし、精神的な暴力となると証拠の入手にはかなり時間がかかるでしょう。

例えば、会話の内容などを録音して記録し、そのような会話が継続して行われていることが確認できれば、証拠として十分効力を発揮するかもしれません。

まとめ

離婚の証拠というのは、その他の訴訟にくらべても証拠を手に入れるのは難しいものが多いです。

もしも訴訟を行うことを念頭においているのであれば、探偵社に依頼をして証拠の入手を手伝ってもらったほうが裁判で勝てる確率もぐっと上がるでしょう。