離婚調停の陳述書に嘘ばかり!【対処法をご紹介します】

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離婚調停の陳述書に嘘ばかり!【対処法をご紹介します】 - 2016.08.12(金)

離婚調停の際には双方が自分にとって有利な条件をもぎ取ろうとするため、ほとんどの場合何かしらの意見の食い違いが見られるものです。

相手の浮気が原因だったにもかかわらずまるで浮気などしていないように主張する、暴力などふるった覚えが無いのにまるで暴力が日常的に行われていたかのように主張するといったケースは残念ながら少なからず見られるものです。

しかし仮にそうした嘘ばかりの陳述書が認められてしまうと自分にとって不利な条件が突きつけられる可能性もあるでしょう。
ではこうした嘘ばかりの陳述書への対処法としてはどういったことがあるのでしょうか。

単純に否定するのでは対処にならない

まず基本中の基本として覚えておきたいのが「離婚調停において相手の意見を単純に否定するのは意味が無い」ということです。
もちろん事実と異なることを異なると主張するのは大切ですが、ただ単に「それは嘘だ」と騒ぎ立てても誰にも相手にしてもらえません。

離婚調停の鍵を握る調停委員はあくまでも第三者の視点から公平に斟酌しますから、より主張が正しいだろうと判断できてはじめて意味があります。

よってもし浮気をした相手が浮気をしていないと言うのならば浮気の証拠を出す、暴力をふるったと言われたのならば暴力をふるっていない証拠を出すのが肝心です。

調停における陳述書に嘘があっても罰則は無い

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もう一つ覚えておきたいのが「陳述書に虚偽が記載されていても罰則は無い」という点です。だからといって事実とは異なることばかり言っても良い訳ではありませんが、一般的な刑事裁判とは異なり調停の場合偽証罪などが適用されることは無いのです。

偽証罪が適用されるのはあくまでも裁判のみですから、極端な話陳述書が全て嘘で塗り固められていても何の罰も下りません
離婚調停はあくまでも互いが話し合って納得する条件を見出すための交渉の場ですから、このことは忘れないようにしましょう。

最終手段として調停を捨てるのもあり

ではどうすれば良いのかというと、一番効果的なのは調停自体を捨ててしまうことです。
確かに調停で話がまとまればそれに越したことは無いのですが、相手が嘘ばかりついて協力しないということであればまとまるものもまとまらなくなります。

そのためそうした場合は離婚調停を捨てて、離婚裁判に進むことを考えるのがベストです。
裁判になれば調停委員よりも経験豊富な裁判官が判断を受け持ちますし、裁判官の前で虚偽の証言をしても「ならば証拠を出しなさい」と言われるだけです。

自分が真実を言っているのならば証拠を作ることはできますが、虚偽の証拠を捏造するというのは非常に大変なことですから自分側にかなり有利になります。
よって離婚調停が全くまとまらない、納得が出来ないと言うことであれば裁判を起こすことを相手に伝えてみるようにしましょう