探偵に依頼して手に入れた情報は他の人に共有をしても大丈夫?

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探偵に依頼して手に入れた情報は他の人に共有をしても大丈夫? - 2017.04.02(日)

探偵に依頼して手に入れた情報を、家族や友人など、他の人と共有をしたいということもあるでしょう。
しかし、場合によってはプライバシーの侵害になりますし、名誉毀損などで訴えられてしまう可能性もあります。

名誉毀損は犯罪?

インターネットの普及の影響で、名誉毀損という言葉をよく聞くようになりました。
名誉毀損は損害賠償をとられるだけでなく、刑法で規定されている罪なので、犯罪になってしまいます。

インターネットの掲示板に書き込む行為のことだと思っている人がいますが、名誉毀損は「公然と人の名誉を汚す行為」のことを言いますので、複数の人に人の悪口を言いふらした場合にも、罪が成立する可能性があります。

探偵に依頼して手に入れた情報は、他人の名誉を損害するものである可能性もあります。
少しでも疑いがある場合には、やめておきましょう。

探偵に質問してみる

探偵に依頼して手に入れた情報を、他人と共有してもいいのかについては、探偵に質問をしてみるのが一番でしょう。
しかし、探偵は法律家ではありませんので、法律の知識に精通しているわけではありません。
弁護士に質問をしたほうが、安心できるかもしれません。

いずれにしても、他人のプライバシーを人に話すときには、プロのアドバイスは聞いておきましょう。
浮気調査の場合なら、他人の浮気を暴露することで、名誉毀損や侮辱罪などが成立することがあります。

注意するべきなのは名誉毀損などの犯罪だけではありません。
犯罪にはあたらなくても、他人に不利益を与えたら損害賠償を請求される可能性があります。

本当の情報でも言ってはいけないことがある

名誉毀損が成立するためには、「公然」と「事実」を指摘した場合という条件を満たしている必要があります。

例えば、会社の同僚が浮気をしているという噂を流した場合、その同僚の名誉が失われますので、名誉毀損が成立する可能性があります。
この場合、その同僚が本当に浮気をしていたかどうかは問いません。
嘘をついた場合はもちろん、本当の情報を流したとしても、罪になることがあります。

不倫を公表するについては、人の名誉を汚すことに疑いはありませんが、不倫に関わらず、探偵に依頼して手に入れた情報というのは、他人のプライバシーに関わる内容が含まれていることが多いです。
なるべく人には話さないほうがよいでしょう。

家族や友人などにも利害が関係しているので、どうしても話しておきたいというのならば、探偵や弁護士に相談をしてから話すようにしましょう。