行方不明者捜索のタイムリミット(その1)

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行方不明者捜索のタイムリミット(その1) - 2016.04.12(火)

行方不明者捜索には、その状況や行方不明者の状態によって捜索のタイムリミットが存在します。

タイムリミットとは、すなわち行方不明者の命に関わる時間です。

例えば事件性が有る場合は、その分タイムリミットが迫ってきます。
逆に事件性が薄く、どこかで新たな生活を送って居る場合にはタイムリミットはさらに伸びていくので、場合によっては行方不明から一年後に探偵社に依頼しても発見されるケースがあります。

行方不明者のタイムリミット

警視庁の統計によれば、行方不明者の生存率は失踪から7日目まで一気に低下していきますが、7日以上を超えると次第に生存率が上がっていきます。

この統計から見える結果は、もしも行方不明後に死亡するとすれば、失踪から7日間がリミットになること。そして、もしも7日間までに遺体が発見されなければ、生存している可能性が次第に上がっていくことです。

ただし、これは災害や事故などに巻き込まれて失踪した特別失踪者や、拉致被害などに遭っている可能性がある特定失踪者などは含まれません。

早期捜索が必要な行方不明者

行方不明者発見のタイムリミットは正確に決定していませんが、行方不明者の事情により早めに捜索を行わなくてはなりません。

・未成年者の家出

未成年者の家出は日本の行方不明事件の半数近くを占めており、行方不明になった後の発見数も大変に多く、発見率も高いため多くの親御さんは『警察に届け出を出さなくても良いだろう』と、騒ぎにする事を遠慮してしまう人が多いです。

しかし、行方不明後に事件にあって殺害されてしまう事件が多くのニュースで見られる通り、事件に巻き込まれている可能性もあります。

行方不明者を無事に家に帰すためには、常に最悪の事態を考えて1日以内に警察に届出を出す他、念の為に探偵社の行方調査を依頼するのも良いでしょう。

・精神病者による失踪

うつ病や統合失調症など、様々な精神病を抱えている人間が失踪した場合は自殺の恐れがあるため、失踪をした後には早い段階から捜索しなくてはなりません。

また、精神病患者は大量の向精神薬や睡眠薬などを服用してから失踪し、事故などにあって死亡したケースも見られるので、自殺の可能性ばかりではなく事故の線も考えて捜索活動を行わなくてはなりません。

・疾病を苦にした失踪

疾病を苦にして失踪した場合、その後の生存率は極めて低いと言って良いでしょう。

特に中高年の男性が失踪した場合はかなりの確率で自殺してしまう他、失踪に備えて入念な計画を立てており、行方を追うのも難しいです。

だからこそ、行方不明者が完全に痕跡を決してしまう前に捜索を行う必要があります。

・予兆の無い失踪

なんの予兆も無く突然失踪してしまった場合は、まず真っ先に事故や事件に巻き込まれている可能性を疑ってください。

この様な状況であれば、警察も事件性があるとして直ぐに本格的な捜索活動を行ってくれるはずなので、行方不明者発見のためになるべく早く動くのが良いでしょう。

まとめ

行方不明者の発見において、タイムリミットを意識して調査を行うことはとても大切なことです。
もしもタイムリミットを設定しなければ、だらだらと行方調査が続いてしまうせいで救えたはずの命を救えないかもしれません。

また、タイムリミットさえ意識できていれば、無暗に捜索活動を行わず、まずは計画を立ててから捜索を行う余裕も出てくるでしょう。

とにかく、「慌てず」「慢心せず」、最速で行方不明者を捜索することが大切です。