知られざる真実。行方不明者の捜索方法とは?

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知られざる真実。行方不明者の捜索方法とは? - 2015.03.24(火)

行方不明者の捜索って一体何をするのか?
普通あまり世間に知られていない行方不明捜索ですが、今回はこの行方不明捜索の手法についれ触れて行きたいと思います。

大切なのは『初動』と『スピード』

行方不明調査が始まると、まずは対象者に関する情報を集める事から始めます。
行方不明者の性格、趣味、経歴、立ち寄り先、交友関係。
対象者に関するありとあらゆる情報を入手しなければなりません。

この時、どんな情報も決して無駄にはなりません。

最近ではPCや携帯端末の履歴やデータがかなり重要な位置を占めてはいますが、ゴミ箱の中のレシート、部屋の片隅に捨てられたチラシ、部屋の状況の些細な変化から行方不明者を発見できた事も少なくありません。

ですから、なるべく対象者が使用していた部屋、車、デスクなどの状況はそのままにしておく方が発見に繋がる可能性が高いといえます。

しかし、悠長に情報収集を行っている時間もありません。
実は行方不明者が最も多く死亡する日数というのが、失踪してからおよそ2日から7日の間とされているのです。

そのため、行方不明者捜索用のビラを作成が終わったら、これらのビラやデータを持ってすぐさま各地へと飛んで行く事になります。
また、駅やバスなどの公共交通機関への聞き込みとビラの配布や、警察への調査協力の願い出、携帯端末やカード類の使用履歴やインターネット調査も同時にスタートさせます。

この時、少なくとも数十か所の調査現場が存在するため、1つの行方調査であっても相当数の人数が参加する事になります。

行方不明者の発見時は最も危険

こうして迅速かつ的確な調査を展開できれば、かなり短時間で対象者を発見出来る事もあります。

では、対象者を発見した場合どうするのか?

まずは対象者を発見した場合、その場ですぐさま尾行が始まります。
この時、対象者の顔の写真を撮影、その写真を依頼者に見てもらい、本人であるかどうかの確認を行います。

確認が取れれば、あとはご依頼人が現場に到着するまで、対象者の行動を監視し続ける事になり、ご依頼人の到着をもって、調査が完了となります。

発見直後はトラブルも多い

しかし、行方調査において、この瞬間ほどトラブルが多い時はありません。

ご依頼人が到着するまでの間に、対象者が逃走したり、そのまま自殺を図り死に至る事もあります。
また、ご依頼人との接触後に再び逃走を図り、かなりの大事になるという事も……

しかし、基本的には調査員が対象者に直接接触するという事はありません。
行方不明者も一人の人間であり、行動の責任と共に、その自由というものがあります。
失踪という行為であっても、それ自体は犯罪ではなく、個人の自由意思による選択でもあるわけですから、無理やりその身体を拘束するという事は殆ど行われません。

ただ、幼い子供や、認知症を代表とする疾患者、またはその生命が危機的状況にある判断した場合には、対象者の生命を尊守するため、ご依頼人の到着を待たずに接触する事もあります。

こうして無事ご依頼人の元へと対象者を引き渡した跡は、要望により、調査報告書等を作成し、それをお渡しする事になりますが、発見時にはあまり作成を要望される方はいらっしゃらないでしょう。

行方不明者を無事見つけたい

しかし、探偵達が探す行方不明者達の全てが、生きてご依頼人と出会える訳ではありません。
どれほどの人員を投入したとしても、すでに事故や自殺で亡くなった後であったり、発見したものの、ほんの僅かな差で間に合わず目の前で死なれてしまった調査員も少なくありません。

そのため、どれほど大変な行方調査であっても、その姿を無事ご依頼人に見せる事が出来る事は、行方調査に携わる多くの人間や、協力者、情報提供者を含む全ての関係者の喜びでもあるのです。