素行調査と行動調査の違いは？

素行調査とは、探偵業の花形！

探偵にいざ調査を依頼しようとしてHPなどを見てみると、そこで良く見るのが、

『素行調査』

という言葉。

また、別の探偵社では『行動調査』といった表記もあります。

さて、素行調査や行動調査とはいったいどういう意味なのか？
今回はこの素行調査についてまとめてみたいと思います

素行調査と行動調査は同じもの？

実はこの二つは、呼び方は違えど中身はほぼ同じ。

この二つの調査をおおまかに説明すると、

・対象者(調査をする人物)の行動を確認する
・その人物がどんな人物と接触するかを確認する

といった内容になります。

ちなみに『素行』とは、その文字が指すとおり普段の生活を指す言葉。
つまり、行動調査も素行調査も、対象者の実生活を調べるための調査という事です。

ただ、素行調査の場合は『聞き込み』によって相手の素行を調べることも含むので、行動調査完全に一致するわけではありません。

浮気調査＝素行(行動)調査

探偵の代表的な調査である『浮気調査』。
実は、この浮気調査もこの素行(行動)調査に含まれます。

その理由は、当然『本人の行動を監視する』事が目的なため。

特に業界では『尾行、張り込みを頻繁に行う調査は全て素行(行動)調査に含まれる』といった認識があるため、基本的には『尾行と張り込みがメイン』なら、すべて素行(行動)調査の中に含まれると考えて良いです。

また、浮気調査以外でも、

・内緒でギャンブルをしていないか調べたい
・犯罪に手をそめていないか調べたい
・会社での勤務態度を知りたい
・退勤後の様子を知りたい
・休日に何をしているのか知りたい

といった依頼内容も素行(行動)調査の範囲内に入ります。

素行(行動)調査の内容

素行調査とは、まさに探偵業の代表格。

張り込みから始まり、尾行を続け、張り込みに終わる一連の行動確認作業全てを行います。
また、調査の最中には聞き込みなどを行い、対象者の行動をより深く調べる事もあります。

しかし、やはり素行調査で最も大切なのは尾行。

これには各社独自の手法を用いながら、各社ハイレベルな尾行を実施しています。
近年では主にＧＰＳなどを駆使することによって、より距離を離した尾行調査が可能になっており、以前にもまして失尾や発見の確率は低くなったと言えます。

また、浮気相手との接触などの証拠を押さえる映像記録装置(カメラ・ビデオ等)の進化もあり、相当の距離があったり、明りの無い夜間などでも殆ど問題無く証拠を撮影する事ができるようになりました。

そのため、現在各社が行う素行調査のレベルは年々上昇し続けているといえるでしょう。

素行調査の相場は？

走行調査の相場は時間制を導入している会社が殆どで、1時間1万円(調査員1名)程度が相場となっています。

また、調査の内容によっては2名、3名とつける必要も出てきます。

特に尾行は、最低でも2名で行う事が基本とされています。
会社の退勤から帰宅までの間を調査するとして、5時〜10時までのおよそ5時間を調査するとなれば、およそ10万円程の金額が掛かると思って頂ければ良いでしょう。

ただ、各社調査期間や内容によってサービスや格安のプランなどがあるので、いちがいに相場通りの値段になるとは限りません。

素行調査を依頼する前に、まずは各探偵社に相談し、予算を告げるのが一番でしょう。
その内容によって各探偵社が調査内容を提案してくれますし、金額が合わないようなら、予算に見合った探偵社に依頼するのが良いでしょう。

まとめ

・素行調査とは尾行・張り込みを行う行動確認調査である。
・相場はおよそ1時間1万円(調査員1名)であり、調査内容によって変化する。

素行調査とは、依頼人のよりよい日々と未来のために存在します。

少しでも不安があれば、まずは探偵社に相談してみましょう。
もしかしたら、あなたの不安を解決できるかもしれません。