探し出すのは人か?心か?行く不明者捜索録『神を待つ子供を探せ』

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探し出すのは人か?心か?行く不明者捜索録『神を待つ子供を探せ』 - 2015.06.26(金)

家出少女、少年の数は現在でも変わらず多く、日本全体の行方不明者の大半を未成年の家出が占めています。

そして、現在ではインターネットを使用して家出先の宿を探す方法が主流となってきているのですが、そのせいで子供達に未だかつて無い危険が迫る事となってしまいました。

『神を待つ子供を探せ』

ある高校1年生の女子生徒が家出をしたとして、その母親が依頼したのは、少女が家出をしてからすでに9日が経過した頃でした。

母親によれば、この少女は不登校気味で、精神的な疾患も患っており家庭内でもトラブルが絶えなかったようなのですが、ある日突然失踪。

その後、携帯電話は電源が切られてしまい、警察の捜索活動も限界にきてしまったようでした。

しかし、その母親の話によれば、実は以前にも一度家出をした事があるらしく、その時は6日ほどで家に帰ってきたのだとか。
しかし、気になるのはその時の宿泊先で、なんとネットで知り合った男性の家に泊めてもらい、なおかつ性的な交渉を持って、金銭まで与えられたそうです。

調査計画

所謂『神』と呼ばれる、家出した少女の生活の面倒を見る男性たちの殆どは、インターネット上の掲示板やSNS、チャットを利用して相手を探しています。

そこで、まずはインターネット上で『神待ち掲示板』と言われる、家出少女専用の裏掲示板サイトを確認。その中で、本人のものと思われる書き込みを探しながら、少女の交友関係にもう一度聞き込みを行いました。

その結果、ある掲示板で、少女本人のものと思われる書き込みを発見。この書き込みに返信を行った人物の書き込みやハンドルネームから、男性のプロフィール情報を推定しました。

その後、友人からの聞き込みの中で、失踪中である少女から電話がかかってきたという人物を発見。少女は一緒にいる男性の携帯を借りて電話をしてきたとの事で、私たちは運よくその男性の携帯番号を入手する事ができました。

その後、男性の自宅を確認した後、ご依頼人が直接この携帯電話に電話をかけました。

電話に出た男性は、確かにその少女と会った事は認めたものの、少女は再び男性の家から出ていってしまったといいます。また、男性の自宅を監視していた調査員からも、自宅内には男性の姿しか見当たらないとの報告が入りました。

そこで、再び神待ち掲示板をチェックすると、新たな書き込みを発見。その記事はつい1時間前に書き込まれていた事から、急ぎで調査員が『神』を装って返信し、少女と会う約束取り付ける事に成功しました。

その後

『神』を装い、待ち合わせ場所に向かうと、そこには大きな荷物を持った少女が待っていました。その少女に調査員が声をかけ、本人である事を確認。

その後、近くの車で待機してもらっていたご両親のもとへ誘導し、無事保護に至りました。

まとめ

インターネットの普及によって、家出少女と、それを目当てに活動する人物たちとの関わりはより簡単で、密接なものとなってきています。

家出をする少女にとっては、家出先と金銭を確保してくれる相手ということで、なかなかに重宝がられている『神』ですが、その中身は、単純に若い女の子と性的関係を持ちたい不道徳な男達であったりしますから、このような男性達をつい頼りにしてしまう少女達が哀れでなりません。

また、掲示板形式でなくとも、SNSを使えば色々な相手と簡単に出あえてしまうため、自らが家出している事を隠し、ネット上の友人の家を渡り歩くような少女も居ます。

しかし、この場合でも、いくら友人とはいっても相手は顔も見た事の無いような人ばかりですから、中には相当危険な人間と出食わす可能性もあるでしょう。

今後も家出少女たちはインターネットを使いこなしていくのでしょうが、少女たちはそれがどれだけ危険な行いであるかを知らないのですから、身近な誰かが教えてあげなければいけませんね。