誰でも標的になりえる『サイバーストーカー』とは?

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誰でも標的になりえる『サイバーストーカー』とは? - 2015.03.10(火)

「サイバーストーキング」、または『ネットストーカー』という言葉が最近多く聞かれるようになりました。
この言葉を聞いた事がある人はあまり居ないかもしれませんが、いまやストーカー行為の主流とまで言われる程成長しています。

この行為から身を守るためには何が必要なのか?
被害に遭わないためにも、この新手のストーカー行為を知る必要があります。

サイバーストーカーとは?

サイバーストーカー(英: Cyberstalker)またはネットストーカーとは、インターネットを利用して特定の人物にしつこく付きまとうストーカーの総称。

彼らの行為は、サイバーストーキング、ネットストーキングと呼ばれており、これらの行為はサイバー犯罪の一種であるとされています。

サイバーストーカーの特徴

主にメールやSNS、ウェブサイトのコメント欄や掲示板などを使用して、特定の人物に対して嫌がらせ行為を行う事が多いです。
また、インターネット上のサービスであればあらゆるものを使用しており、特定の個人のプライバシーに関わる部分までも特定しようとします。

個人情報の特定が行われてしまった場合には、勤務先や学校に嫌がらせ、実際に家まで出向いて物理的なストーキングに及んでしまいます。

こうしたサイバーストーキングを実行し始めるきっかけは、インターネットコミュニティ(電子掲示板、ブログ、SNSなど)での揉め事によって激しい憎悪を抱いたりすることや、オンライン上で公開されている他者のプロフィールを見て、その人物に恋愛感情を抱いたりすることが挙げられます。

つまり、ネットコミュニケーションの中での行き過ぎた感情が原因といえます。

ストーカーにとって今や主流の手段

ストーカーの悩み、トラブルなどを解決する民間の相談センター「SP解決センター」によると、サイバーストーカーの相談はここ1年で目に見えて増加しているとの事。
この急増の原因としてあげられるのが、スマートフォンやSNSの大流行です。

スマートフォンを購入した人が気軽にSNSを始め、そこで実名や住所、出身地、勤務先、友人や家族などを書き込んでしまい、付きまといの材料になってしまう。具体的にはFacebookやmixiで個人情報を入手し、ツイッターで行動パターンを把握する、ということが多いと言われます。

また、最近は物理的なストーキング行為を働く人のほとんどがインターネットを利用して相手の情報を収集しているため、従来のストーカーとサイバーストーカーの垣根がどんどんなくなってきてしまっています。

著名な人物を狙うサイバーストーカーの急増

中には、有名人のファンが無自覚にサイバーストーカーとなってしまうこともあり、タレントやアイドルら著名人が、ブログなどで誹謗(ひぼう)中傷を受けるケースは後を絶をたちません。

一部の専門家によれば「インターネットの発達によって人との交流が容易になっており、今後も増えていく可能性が高い」と警鐘を鳴らしています。

サイバーストーカーを防ぐには?

サイバーストーカーを防ぐもっとも重要な事は『個人の特定につながる情報はネット上に流出しない』という事。
本名はもちろん、住所や勤務先、最終学歴や自分の顔写真など、とにかく特定につながると思ったものはそのまま出してはいけません。

また、家の周辺写真などから住所を特定されてしまった事例もあるため、自宅周辺の写真はなるべくネットに載せないほうが良いでしょう。

いまや、住所や名前が簡単にネットで調べられる時代だけに、こうしたストーカー被害に遭わないよう、正しいネットの使い方を身に付けなければなりませんね。