ストーカーは精神病が原因か?特徴的な4つの精神疾患とは

HOME > ニュース > ストーカー犯罪・盗聴犯罪 > ストーカーは精神病が原因か?特徴的な4つの精神疾患とは

ストーカーは精神病が原因か?特徴的な4つの精神疾患とは - 2015.06.22(月)

現在、ストーカーの更生には精神医療の分野が大きく貢献しており、心理カウンセリングや更生プログラムを行う事のほうが、服役や罰金などよりも高い効果を上げています。

なぜなら、ストーカーは法的な措置を殆ど無視するか、辞めようと思ってもストーカー行為を繰り返してしまう人物が多く、通常の犯罪と同じ考え方で処罰をしても、再犯率が非常に高い特徴がある為、ストーカー行為を繰り返す人物はなんらかの精神的疾患や障害を抱えている人物が殆どなのです。

では、ストーカー行為を行う人物はどの様な精神的疾患を抱えているのでしょうか?

ストーカー行為を行う人物の精神異常の分類

ストーカーを行ってしまう人間に良く見られるのは、以下の精神疾患や障害になります。

・自己愛性人格障害(ナルシスト)
・偏執病(パラノイア)
・パーソナリティ障害(人格障害)
・アスペルガー症候群

これらの精神障害は、ストーカー毎に孤立して存在している訳ではなく、複合的に作用している事が殆どです。

しかし、いずれのどれかが、ストーカー行為に対して強く働きかけている事が殆どで、ストーカー行為が激しくなればなるほど、抱えている精神的問題がより浮き彫りになっていきます。

自己愛性人格障害(ナルシスト)

自己愛性人格障害は、世間一般で言われる所の「ナルシスト」です。

自己愛が異常な程強く、自分を傷つける者に対して執拗なまでの攻撃を行う事が特徴。
自分のプライドを取り戻すためには手段を選ばず、時には反社会的な行動にも打って出ます。

この障害を持った人物はストーキングに走りやすく、相手にフラれた事実を覆すために、徹底的に相手につきまといます。

偏執病(パラノイア)

偏執病はある特定の妄想を事実とは関係なく抱き続ける疾患の一つです。

しかし、普段の行動は至って普通か並み以上に計画的な所があり、細部にこだわるような繊細さを見せます。

しかし、自分と相手が結ばれなければならないという妄想を抱くと、その妄想に固執してしまい、相手に危害を加えるつもりも無く、自覚が無い状態でストーカーとなってしまいます。

パーソナリティ障害(人格障害)

パーソナリティ障害を持つ人物は非常に社交的な事が多いですが、他者に対する依存性が強く、相手を支配しなければ安心できないという強い強迫観念があります。

そのため、一度恋愛関係に陥ると、その相手から別れを切りだされても、その相手への執着心が抜けきれず、ストーカー化してしまいます。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群はとは自閉症の一種ですが、この障害が発生している人物は、コミュニケーションの上で最も必要な「相手の気持ちを読み取る」という能力が、平均を下回る事が多いとされています。

そのため、社交辞令や申請、愛想などの微妙な感覚がわからないため、相手の言葉を誤解して『自分に好意がある』と錯覚してしまう事も多いです。

さらに、アスペルガー障害は相手の意図を読み取りにくくするだけではなく、相手への気遣いすらも失ってしまうため、自分の好意を一方的に押し付ける事もしばしば。
相手の周辺につきまとったり、相手の自宅に押し掛けるなどします。

しかし、単純に相手の気持ちが理解しにくだけなので、アスペルガー障害がある人物がストーカー行為を働いたとしても、そこまでの危険な犯罪には発展しにくいです。

015294まとめ

ストーカー行為とは、犯罪でありながら、精神疾患や障害がもたらすある種の症状でもあります。

そのため、ストーカー行為を頻繁に行ってしまう人は、警察よりもまず治療が必要だとする意見もあり、これに関してはストーカー犯罪に関わる多くの人達が同様の意見を持っています。