実は存在しない?幻の集団ストーカーとは

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実は存在しない?幻の集団ストーカーとは - 2015.03.09(月)

みなさんは『集団ストーカー』というものをご存じでしょうか?
GoogleやYOUTUBEなどで試しに『ストーカー』という言葉を検索してください。
そうすると、山のように出て来るのが『集団ストーカー』というキーワード。

それでは、集団ストーカーとはいったい何なのか?
今回はこの謎の言葉についてまとめていこうと思います。

集団ストーカーとは

集団ストーカーとは『不特定多数の人物による一個人の行動監視、またはいやがらせ』を指します。

この行為を行うものは、身近な組織や集団、もしくは近隣住民などからいやがらせ目的でストーカーを受けている場合や、ある特定の情報を得るためにストーキングを行う事が多いとされます。

また、集団ストーカーの主な目的は、その本人を自殺に追い込むためのものともされており、これらの行為は『ガスライティング』とも呼ばれており、この言葉は心理学の世界でも使われているとの事です。

実際にあった集団ストーカー事件

日本で唯一集団ストーカーと認定された事件は未だ存在しないものの、その疑いがあると思われる事件は幾つか存在しています。

・『統一教会ストカー事件』
2011年に、統一教会の男を女性相手のつきまとい罪で逮捕した疑いで逮捕した。
また、この男のほかにも複数の信者がこの女性に対してつきまとい行為を行ったとみられている。

・『マツダ広島宇品工場連続殺傷事件』
2011年3月2日にマツダ広島宇品工場にて12名もの人間が殺傷された事件。
この事件の犯人である男性が、犯行に及んだ動機の一つとして「マツダで複数の従業員に嫌がらせ(集団ストーカー)を受けた」と供述している。

実は妄想?集団ストーカーと統合失調症

実際の事件がある一方で、実は集団ストーカー被害の大半は、統合失調症が原因の被害妄想ともいわれています。

特に『歩いている人に突然笑われた』ということや『見知らぬ人が私の悪口を言っている』などは、典型的な統合失調症の症状であり、引きこもりの原因ともなっているため問題視されています。

現在では医療技術の進化もあり、専門の精神科医による治療が受けられます。
また、こうした被害妄想は早期の治療が必須。

統合失調症が悪化していくと、妄想による恐怖により、周囲の攻撃が始まる場合があり、一度に大量の殺人が行われるような異常な事件の殆どは、妄想によって周囲にいる全ての人が敵になってしまった恐怖によるものとも言われています。

妄想?現実?集団ストーカーは存在するのか?

では、果たして集団ストーカーは存在するのか?
結論から言わせてもらえれば、集団ストーカーは間違い無く存在します。

その理由は、そもそもストーキング(密かに尾行する)とは、大人数でやるのが基本だから。

探偵はもとより警察や公安、アメリカのCIAやイギリスのMI6に至る、ありとあらゆる尾行をする職種では、その尾行が重要であればあるほど、尾行を行う人数を増やさねばなりません。

その理由は、ターゲットに尾行者の顔を覚えられないためであり、警戒心が高い相手ほど、尾行はつど後ろに付く人間を変えなければならないのです。

この数は大規模な組織になればなるほど多くなり、一度に投入された尾行者の最多記録は、アメリカのFBIとCIAが合同で行ったロシアスパイの尾行。
この時にはなんと200名もの人員が投入され、たった一人の人間が数ブロックの距離を移動するためだけに尾行を行いました。

この事から、集団尾行が絶対に無いとはいいきれません。
組織ぐるみの犯罪や陰謀などと言われるものが実際に存在することは事実ですし、そうした行いをする組織や団体は確実にあります。

ただ、それはその相手が組織や集団にとって『重要なターゲット』な場合のみです。
無作為に相手を選んだり、関係の無い人間にストーカー行為をすることはまずあり得ません。

つまり、集団ストーカーの被害者とは、それだけ組織にとって目的と利益がはっきりとした相手という事。
そういった人間は、まず自分自身ではっきりと理由を知っているため、あまり騒ぎになる事はありません。

また、十数人規模で行うストーキングとなれば、各尾行者の連携も複雑になっていくため、技術的な問題もあり、プロでも躊躇うレベル。
このような行為を、一般人が行うことはまず不可能であり、統一教会の事件のようにあっけなく逮捕されてしまうでしょう。

015294まとめ

・集団スト―カーは間違い無く存在する。
・しかし、その殆どは統合失調症の症状の一つである。

つまり、大切なのは事実を正確に把握する事。
恐怖心や妄想に負けず、事実を客観視し、真実をはっきりとさせなければ、本当にストーカー被害にあっているのかすら解りません。

そのためには、まずは誰かに相談する事が大切です。
集団ストーカーを受けているなら、その状況や、不安に思う事などを正確に相手に伝えましょう。
一人で不安や恐怖におびえてはいけません。
その苦しみを分かち合い、解決してくれる人は必ず何処かにいるのですから。