盗聴器を探し出せ!知られざる盗聴調査の技術とは

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盗聴器を探し出せ!知られざる盗聴調査の技術とは - 2015.02.24(火)

まずは基本の情報収集

まずは依頼人に話しを聞き、盗聴が疑われる出来ごとや現在の状況を詳しく聞きます。
その内容によって、盗聴が行われている可能性のある部屋や場所などにある程度狙いをつけていきます。

盗聴が疑われる場所を特定

次に、実際に調査員が室内に入り、盗聴器が設置されやすい個所などを調べていきます。
その方法は以下の様なものです。

まず、室内にある電化製品のうち、電波などを発する可能性が高いものを全て調査します。
この時、主に使用するのが『広域帯受信機』。

これはラジオからコードレス電話まで、ありとあらゆる帯域のアナログ電波を受信できる装置です。
この装置を用いて、室内の電波状況を調べ、盗聴器に使われる周波数が無いか調べていきます。

また、広域帯受信機以外にも様々な道具を使用します。
盗聴器のバッテリーの熱を感知するサーモグラフィーや、高精度の盗聴器探知機などを駆使し、室内に仕掛けられた盗聴器を探していきます。

盗聴器の種類に合わせた調査方法

しかし、これだけでは完全な調査とはなりません。

かつて主流であった『アナログ盗聴器』といわれるものは通常の無線機とおなじ周波数帯を利用しているのに対し、最新式の『デジタル盗聴器』の発見はこうした方法ではなかなか発見できません。

デジタル盗聴器とは、携帯電話を利用した盗聴器のことで、携帯電話用のGhZ帯を使用して音声を送信しています。
このため、通常の広域帯受信機などではその電波をとらえることができません。

しかし、現在はこの盗聴器に対応するためのGhz帯レシーバーがあるため、これをつかって盗聴調査を行う事となります。

また、電話回線を利用した盗聴器の場合は、受話器や家の外の配線などに直接しかけられている事が多く、通常の方法で発見することは容易ではありません。

その他にも有線式盗聴器なども存在するため、室内にある盗聴器の可能性を全て潰すためには、より専門的な知識と技術が必要となってきます。

盗聴器を発見したら?

盗聴器を発見したら、プロが責任を持って処理します。

この時、かならず盗聴器が仕掛けられていた場所や、盗聴器の状態などを写真で撮影します。
状況によっては警察などに連絡し、指紋などを採取したり、その流通経路を調べる必要がでてきます。

また、盗聴器が一つ発見されれば、また別の個所に盗聴器が発見されたり、再び設置されてしまう恐れもあります。

そのため、盗聴器が発見された場合のアフターフォローとして、再び盗聴器の調査を行い、完全に盗聴器が撤去できているかチェックする探偵社もあります。

盗聴器はどこに仕掛けられている?

盗聴器がもっとも仕掛けられやすいとされているのが、家にある『コンセントタップ』。

なぜこの場所かというと、実は盗聴器のバッテリーの問題が大きく関係しています。
盗聴器はその小型さゆえに、容量の大きいバッテリを搭載することができず、そのままでは三日ともたずにバッテリー切れを起こしてしまいます。

しかし、電源から直接電力を供給していれば話しは別。
電源に繋がっている限り、半永久的に盗聴が可能になるのです。
そのため、ありとあらゆるコンセントタップに盗聴器が仕込まれている可能性があり、マンションやアパートの場合では、前の借主が使用していたコンセントタップについてた盗聴器が十数年にわたって稼働し続けていたなんていう恐ろしい事例も存在します。

015294まとめ

このように、探偵達は盗聴器の発見のために高い技術や複雑な機材を使いこなし、日夜盗聴犯罪と戦い続けています。
しかし、それでも盗聴犯罪はその数を減らす事はなく、まだまだ探偵達がその役目を終えるのは、遠い未来の話しとなるでしょう。