暴力団と探偵業の関係

HOME > ニュース > 探偵について > 暴力団と探偵業の関係

暴力団と探偵業の関係 - 2015.12.21(月)

暴力団と探偵業との関係について話す時、多くの探偵社はそんな事実は業界に存在しないと言うかもしれません。

しかし、探偵業を営む一部の探偵社は、暴力団関係者と取引を行っていたり、暴力団が経営を行っている探偵事務所があるのも確かです。

ただ、こうした探偵社は一概に悪徳探偵社と言えるものではありません。
むしろ、営業形態はまともすぎるほどまともな探偵社が多い場合などもあるのです。

暴対法違反か否か

まず、多くの探偵業者は暴力団関係者との取引は無いことを断っておかせてください。

今回お話するのは、一部の探偵業者のことですが、実際に暴力団との取引を行っている証拠が存在するわけではありません。

そうした前提のもとお話させて頂ければ、たしかに一部の探偵社はいわゆるヤクザとの関係が濃い探偵社は確実に存在します。

なぜなら、暴力団というのは債権者を探しだしたり、同じ組織の他の組の動きや、まったく別の組織の動向を把握しなければ、シノギ(収入をえるための活動)を行う時にトラブルに発展してしまうことが多いのです。

そのため、暴力団関係者が懇意にしている探偵というのも確実に存在しているのです。

暴力団が経営に関わる探偵社

また、極道社会での探偵の需要がある以上、シノギとして探偵業を営むヤクザも存在します。

それらの探偵事務所は一見して通常の探偵社ですし、仕事もまったく一般の探偵社とかわりません。ただ、経営に暴力団員が関わっているのみであり、むしろ暴力団の豊富な資金をつぎ込めているので、普通の個人事務所よりも高い調査力を誇る事務所も存在します。

暴力団が経営に関わる=悪徳探偵か?

私が実際に関わってきた探偵社の中で、暴力団と関わっている探偵社の調査力に関しては、まったく問題が無いといいきれる所ばかりでした。
また、暴力団が経営に加わる探偵社も同様であり、契約の不備も無く、詐欺も働かず、まっとうな経営で利益を上げているところばかりでした。

ただし、そのように誠実な営業を心がける背景には、やはり背後に暴力団の存在があることを知られたくないという事情もあるわけですから、誠実さの裏側にあるものの黒さというのはやはり相当なものと言うしかありません。

それに、ヤクザ社会が経営するのは探偵業者のみではありません。ホテル、病院、弁護士事務所、介護施設などなど、ありとあらゆる業界でヤクザは豊富な資金を投入し、新たなシノギを行い続けているので、ヤクザが関わらない業界などこの日本には存在しなとも言えるかもしれません。

ただ、やはり暴力団から資金提供を受けたり、取引を行うことは暴対法違反であることは間違いありませんが、いまや暴対法違反にひっかかるような方法でヤクザと取引をしている企業など殆ど存在しないのではないでしょうか?

悪徳探偵社

上記の通り、ヤクザと繋がりのある探偵社といっても、それが悪質な営業を行っているわけではありません。

しかし、中にはやはり詐欺行為の一環として探偵業を利用するヤクザも存在しているため、探偵業界がその弊害を受けているのも間違いのない事実です。

また、最近では暴力団関係者が依頼内容と自らの身分を偽って他社に依頼をする例も少なくないので、探偵業界からはやはり暴力団を排除するというのは当然行われてしかるべき措置でしょう。

しかし、やはり暴対法を意識している暴力団は、様々なルートを使って探偵社との繋がりを持ってくる恐れもあり、その存在を完璧に業界内から排除することは相当難しいこととしか言いようがありません。