カフェイン中毒？まさかのトリップ？張り込み中の探偵によくある事まとめ

今回のあるあるネタは、張り込み中の探偵によくある事をご紹介します。

張り込みと言えば、頭脳パンor餡パンに牛乳で頑張る姿が想像されるかと思いますが、じーっとしているだけに見えて、本当に張り込みって辛いんです！

深夜に響く呻き声

張り込みは基本的に車の中で行うのですが、狭い車内で長時間同じ姿勢をとっていると、どんどんと筋肉や骨格が歪んで腰痛になってしまう人も沢山います。

特にヘルニア持ちの探偵さんも珍しくなく、一緒に張り込みをして数時間が経つと、
「うぅ・・・うぅ・・・」
という怪しい呻き声が。

振り向いて後部座席を見てみると、すでに苦悶に顔を歪めている探偵さんがおり、
「ちょっと前みてて・・・」
と声にならぬ言葉を残して、必死に姿勢を変えて腰痛を軽減しようと努力してたりします。

ほんとうに、探偵のみなさんご苦労様です。

居眠りに罰金制度を導入する先輩

徹夜の張り込みともなると、さすがに深夜には疲れがピークになり、強烈な眠気が襲ってきます。

すると突然先輩が、
「今から瞼閉じたら罰金な」
と、唐突な発言。

さすがにお金がかかると眠気も吹っ飛ぶ・・・訳もなく、しばらくするとまた眠気が襲ってきます。

カフェイン中毒と化す新人

張り込み慣れしていない新人は、眠気のコントロールが上手くできないため、深夜になると必ずうとうとしてきます。

しかし、先輩の手前絶対に寝れるわけもありませんから、長期間の張り込みとなると「ちょっとコンビニ行ってきます」と言って帰ってくると、大量のエナジードリンクやらブラックコーヒーやらカフェイン入りガムなどを買い込んできます。

しかし、この新人探偵は徹夜の眠気をカフェインごときで吹っ飛ばせる訳が無いということをまだ知らないのです・・・。

深夜の異常なテンション

夜も2時を過ぎ、もはや眠気も限界になる頃、張り込み車内の空気は異様な状況になりはじめます。

調査員A「ちょっと、変なこと言っていい」
調査員B「なに」
調査員A「なんか、今目空けたまま夢みてたかも」
調査員B「まって、良く考えたら、今俺も見てたwwww」
調査員A「どんな夢w」
調査員B「ワニｗｗｗそこにｗｗｗｗワニが居たｗｗｗww」
調査員A「ｗｗｗｗｗｗｗｗ」

こんな具合に、もう何が面白いのか解らないカオスな状況でも爆笑できてしまう異常事態に突入。

こんな時は鉛筆が転がっても面白いため、
「ちょっｗｗｗ蝿飛んでるｗｗｗwww」
「嘘ｗｗｗｗホントだｗｗｗ飛んでるｗｗｗw」
と、意味不明な爆笑が車内を包みこみます。

寝てない問答

さて、交代休憩も取れずに深夜3時を迎えると、張り込み中の調査員は気力という気力を失い、もはや目だけ動く人形の様な状態になってきます。

すると、必ずといって起こるのがこの問答。
「・・・お前、今寝てたろ」
「いえ、寝てないですよ・・・」
「嘘つけ、今イビキ聞こえたぞ」
「それ、先輩のですよ・・・」

そう、この“寝てない問答”は朝方の張り込み車内の定番。

「寝た」「寝てない」で不毛な争いを繰り返すも、両者共に気力も体力も尽きているため、ひたすらに無気力な言葉を投げ合うだけ。はたから見たら、まるでゾンビ同士の争いのように見えるかもしれません。

眠すぎて帰れない現象

徹夜明け、調査が終わりいざ帰ろうと思っても、あまりの眠さに車の運転が出来ない事もあります。
そんな時は、もうその場で寝るしかありません。

とりあえず30分だけ仮眠を取ってから帰ろうと横になると、気が付けば3時間も寝てしまっている事もしばしば。

「帰って寝れば良かった・・・」と後悔する事もありますが、ここは安全第一。やはり仮眠を取ってから運転して帰るほうがベストな選択です。

まとめ

探偵にとって張り込みは大切な仕事。
でも、その仕事の中身ときたら、それはもう辛すぎる内容でしかありません。

しかし、そんなきつい仕事でも頑張る探偵が、今夜も貴方の町でキツーイ張り込みをしているかもしれません。