凍死寸前?トイレは遠い?立ち張中の探偵によくある事まとめ

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凍死寸前?トイレは遠い?立ち張中の探偵によくある事まとめ - 2015.08.28(金)

『立ち張』という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、業界用語で『立ちながら張り込みを行う』という意味があります。

立ち張は車での張り込みが難しい都心部で頻繁に行われており、探偵の中には調査の殆どが立ち張という人も少なくありません。

しかし、この立ち張は張り込みの中でも最もきつく、その辛さは車両を使った張り込みの比では無いのです。

冬は動いてないと死ぬ

張り込みを行う場合は、基本的には殆どその場から動かずやるのが鉄則です。

しかし、これが夏場ならまだしも、冬となると状況が変わってきます。

例え都会といえど、朝方や夜の冷え込みは相当厳しいもの。そんな中、同じ場所に立っていると足元の感覚がどんどんと無くなってきて、
「あ、死ぬかもしれない」
と、真面目に死の恐怖を感じはじめます。

しかし今は張り込み中、どこかに避難する事もできませんから、その場でなんとか体を温めなければなりませんので、その場で膝上げ運動を繰り返すアスリートチックな動きをしはじめる探偵さんも結構います。

雨の日はずぶぬれ

立ち張りで困るのは、雨の日でも傘やカッパを使って張り込みをしなければならない点です。

私も何度か経験した事がありますが、正直いってこれはキツ過ぎで、
「あ、風邪引くな」
と、今度は真面目に体調不良を察知します。

さらにこの雨で、所持している基材や携帯などもダメージを追う事となるのですが、特に携帯は完全に水没してしまう事も珍しくないと言います。

本気でトイレに行けない

立ち張をしている人で一番困るのが『トイレ』問題。

車で張り込みをしていれば、最終手段の『ビニール袋トイレ』や『ペットボトル小便』(汚くてごめんなさい)が使えますが、街中での立ち張りとなるとそうはいきません。

もしも、たった一人で立ち張りをするとなると、さすがにその辺りで用を済ます事も出来ず、限界まで延々とトイレを我慢し続ける羽目になります。

食事は大抵立ったまま

探偵にとって食事は色んな意味で重要な問題なのですが、立ち張りをしていてきついのは、その食事ですら全て立ったまま行わなければならない事です。

正直、お昼ぐらいゆっくり座ってご飯を食べたい・・・なんて甘い事をぬかすなとばかりに、立ち張り専門の探偵さん達は一日三食全て立ちながらご飯を食べていたりします。

電源が無い!

最近ではスマートフォンを使うのが一般的になりましたが、探偵はGPSに通話にメールと、仕事中にとにかく携帯を使いまくる職業です。

しかし、もしもスマートフォンのバッテリーを使い切ったとしても、立ち張り中の探偵は充電する電源が近くにある事はまずありませんから、即座に予備のバッテリーを接続します。

しかし、これもあっという間に切れてしまうのが探偵の辛い所。
「ガラゲー時代が懐かしい」とぼやくベテラン探偵も珍しくありません。

深夜は立ったまま寝る

張り込み中に交代で眠る事は良くありますが、立ち張り専門の探偵の凄い所は、仮眠を取るのも全て路上という所です。

これが近くに公園でもあれば良いのですが、そんな都合の良いものがある事も少ないので、歩道にうずくまったり、シャッターのおりた店の前に座り込んだり、場合によっては立ったまま眠ってる人もいます。

もうここまで来ると、戦争中の兵士みたいに思われるかもしれませんが、立ち張り専門の探偵さんのサバイバルぶりは、まさしく最前線の兵士と同じレベルのシビアさなのです。

まとめ

張り込みの中でももっともキツい立ち張りですが、こういう事でもしなければ調査が出来ないと解っていただければ、高い料金を支払う価値もお分かりになるかもしれません。