浮気・不倫の末に~藁人形を送りつけた家具職人~

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浮気・不倫の末に~藁人形を送りつけた家具職人~ - 2015.06.06(土)

世の中には不倫におけるストーカー事件は数あれど、今回ご紹介するのは、その中でも一風変わったストーカー事件のお話です。

家具職人の不倫

静岡県浜北市に住む白石正昭氏(56歳)は家具職人であり、趣味として市内のスポーツジムに通っていました。
そこに通っていた35歳の女性と知り合いました。

二人は次第に関係を深め、ついに恋愛関係にまで発展するのですが、残念な事に、この白石氏には妻も子供も居たのです。

この事には女性も当初から気が付いていており、恋愛関係が発展するにつれて、やはり不倫の持つ発展性の無さや罪悪感に悩んだのか、交際から半年後に白石氏に別れを切りだしました。

ところが、別れを切りだされた白石氏は激怒。
『別れる気は無い!』と激昂し、この女性を責め立てました。

さらに、やはり交際継続を拒否した女性の自宅におしかけ、刃物でこの女性を脅すなどしました。
その後、警察に逮捕された白石氏は銃刀法違反で略式起訴、罰金を支払うように裁判所に命じられています。

ストーカーと化した不倫相手

しかし、これで大人しく引き下がる白石氏ではありませんでした。
白石氏が起訴されてからしばらくすると、女性の自宅に白石氏からの郵便物が届けられました。

その中身を見た途端、女性は驚きと恐怖のあまり声を失いました。
白石氏から届けられた荷物の中身は、なんとあの『藁人形』でした。

それもなんと40㎝以上もある手造りの代物で、家具職人である白石ならではのこだわりが随所に盛り込まれた精巧な代物だったとされます。

藁人形の腹部には、女性の氏名が書かれており、祟りや怨念といった呪いの文句が書かれた張り紙も添えられ、さらにその中央には五寸釘と、赤い絵の具によって演出された血まであったのです。

さらに、白石氏は数十回以上も女性に対する無言電話を繰り返していたため、女性は警察に通報。2005年1月には、ようやくストーカー規制法違反で逮捕されたのです。

不倫なのになぜストーカーに?

不倫や浮気の結果ストーカー化してしまう原因の一つとして上げられるのは、自身の行為の正当化をはかるための責任転嫁だと言われています。

つまり、自分の行っている事が反社会的な行為であるがゆえに別れを切りだされた場合、別れを切りだされたのが自分のせいでは無いと思いこみたいがあまり、別れを切りだされた相手に対して攻撃的行動に出てしまうというのです。

つまり、もしも、白石氏が既婚者でなければ、別れを切りだされてもここまでの反応はしなかった可能性が高いということです。

人間とは不思議なもので、ストーカー化する人物の多くは別れる相手の事を愛しすぎているからよりも、別れそのものを認めたくなかったり、自分のプライドを守るために行う方が多いのです。

まとめ

不倫関係に陥った男女の愛憎劇ででも、自分で作った見事な藁人形を送りつけるという事例はなかなか無いでしょう。

しかし、それでも人が死ななかっただけマシなほうで、この白石氏が派手なストーカー行為をしたおかげで、女性の命が助かったという見方も出来なくもありません。

しかしながら、自ら不倫をしておきながら、不倫を嫌がる女性に対して、ただひたすらの自己保身のために攻撃性を発揮した被告は哀れとしか言いようがありませんが、これは誰の身にも起きうる事。

特に、プライドが高い男性などは注意が必要ですから、自らストーカーとなって嫌がらせ行為を働き、その後ストーカー規制法によって逮捕されたくなければ、不倫そのものを止めておいた方が懸命でしょう。