浮気は遊びなら許す？それとも本気ならOK？浮気を許すコツ

2013年に司法省から発表された離婚事由のランキングでは、男性の離婚原因の2位に浮気がランクインし、女性は4位にランクインする結果となっています。

つまり、浮気はそれだけ離婚に繋がりやすく、離婚を決断するタイミングは男女によって異なります。しかし、中には男性も女性も「一度や二度の浮気なら問題ない」と考えている人も多いです。

こうした考え方を持てるのは、かなり精神年齢が高いと感じますが、その一方でパートナーへの愛情の注ぎ方にも特徴がある様に思えます。

また、浮気問題が発生しても、夫婦関係を修復するためには、結局のところ「浮気を許す」考え方が必要になるもの。

もちろん浮気をした人間に非があるのは言うまでもありませんが、浮気被害者も何とかして心の傷を癒さないと関係修復が望めません。

そこで今回は夫婦関係修復を願う方のために、浮気を許す人間心理について一緒に考えていこうと思います。

遊びの浮気なら許せる人間心理

女性の多くは、男性の遊びの浮気なら許せる人が多いです。反対に、男性は遊びの浮気であるからこそ危険を感じる人が多い様に感じます。
この違いは、男性と女性が受ける浮気のデメリットの違いによって現れます。

女性が男性に浮気をされたとしても、それが遊びなら結局夫婦関係が維持されるので、それほどリスクを感じずに済みます。

一方、男性が女性に遊びで浮気をされると、夫婦関係が維持されながら、浮気相手の子供を育てるリスクが生まれるので、大きなデメリットが発生します。

この様なリスクの違いから、女性は遊びの浮気を許さず、男性は遊びの浮気だからこそ許せない心理が働くと考えられます。

本気の浮気なら許せる人間心理

遊びの浮気とは反対に、女性は男性の本気の浮気には強い抵抗感を示し、男性の場合はそれほど執着せず、離婚に同意するケースが多いです。
この理由も、結局は男女が受ける浮気のデメリットに関係しています。

女性が男性に本気の不倫をされてしまうと、出産や育児などの間に守ってくれる人間がいなくなるので、本気になればなるほど、何とか浮気相手と別れさせようと躍起になります。

一方男性の場合、女性が本気の浮気に走るのなら、自らの遺伝子を残せる可能性が極端に下がるので、その時点で離婚し、新たなパートナーを探す方が効率的であることを本能的に察しているのです。

浮気を許すには、デメリットを意識しすぎない事が大切

浮気を許すためには、男性も女性も自らが受けるデメリットをあまり意識しすぎないことが大切です。

例えば男性の場合、女性が遊びの浮気をして浮気相手の子供を妊娠する可能性は十分にありますが、最近はDNA鑑定も特別なものでは無くなってきているので、最悪の場合はその方法で子供を認知する権利があることを知りましょう。

また、女性の場合は本気の不倫になったとしても慌てないことが重要です。最近は女性の社会進出も進んでいますし、シングルマザーへの保護や手当も厚くなってきています。裕福とはいきませんが、最低限の生活が出来ると思えば、精神的な余裕も生まれてきます。

そうして精神的な余裕が生まれれば、浮気や不倫をされても冷静に行動できるので、無駄な夫婦喧嘩をせずに行動できます。

まとめ

昨今は離婚率の上昇や浮気率の上昇のせいで、男女トラブルも多様化しつつありますが、冷静に現実を見てみれば、トラブルに見舞われた時にも落ち着いて行動ができるでしょう。

また、浮気問題があったとしても、それを乗り越えられる夫婦の絆は美しいものです。すぐに離婚して一人になっても、結局誰もが再婚を願うもの。そうして失敗を繰り返すよりは、出会って相手を大切にした方が良いかもしれません。