写真からプライバシーが漏れる?注意すべき『Exif』とは - 2015.04.22(水)
最近ではスマートフォンで撮った写真をSNSに投稿し、多くのユーザーと共有する事が当たり前となっています。
しかしながら、実はこの写真のデータから様々なプライバシー情報が漏れてしまい、ストーカーなどに悪用される事例が増えている事をご存じでしょうか?
今回は写真による個人情報の流出を防ぐためにも、情報流出につながる可能性のある「Exif」と呼ばれるメタデータについてご説明します。
「Exif」とは?
Exifとは、現在ほぼ全てのスマートフォン、デジタルカメラで撮影した写真に書き込む事ができるメタデータ(データの付随情報)です。
このExifには様々な情報が含まれており、写真を撮影した日付、時間、撮影した場所の緯度、経度、標高を示したGPSの座標データ(GPS機能が付いたカメラ・スマートフォンのみ)など、プライバシーに関する重要な内容が含まれます。
その他には、撮影カメラやスマートフォンメーカー、モデル名、撮影時の設定(シャッタースピード・露出・フラッシュ・等)が含まれます。
誰にでも見る事ができる
この「Exif」は、それが付随した写真データさえ手に入れば、だれもがExifの内容を閲覧する事が可能です。
具体的な閲覧方法としては、写真データを編集、整理できるソフト(カメラメーカーなどが配布している)に入れる事で閲覧できたり、Exifを閲覧できるウェブサービスを利用することで簡単に中身を確認できる事ができます。
SNSに投稿した写真にもExifが・・・
SNSに限らずとも、インターネット上にExifが付いた写真を公開すると、その画像から様々なプライバシー情報が流出してしまう恐れがあります。
例えばスマートフォンで自宅の写真を撮影したものをSNSに投稿した場合、その画像データに付随したExifから緯度、経度が判明してしまうので、もはやSNSで自分の自宅住所を公開してしまった事になります。
また、友人宅で撮影した写真から、第三者の住所を公開してしまう事になったり、良く行く店、会社、実家など、プライベートな場所の住所や、そこに行った日時などが不特定多数の人間に知られてしまう恐れがあるのです。
モザイクが通用しないかも
「Exif」には画像のサムネイル情報を保存する事ができます(縮小版の画像データ)。
その結果、固有名詞や人物の顔などにモザイクをかけてインターネット上に投稿したとしても、Exif情報からサムネイルを確認できてしまいます。
また、自分が投稿した第三者の顔写真が公開されてしまう事は大きなトラブルとなりえるので、知らなかったではすまされないでしょう。
Exifを追加しないためには?
撮影する写真に位置情報などを追加しないためには、各カメラやスマートフォンのマニュアルに従い、Exifに追加する情報を制限する必要があります。
普及率の高いiPhoneの場合は、『設定画面』→『位置情報サービス』→『カメラを無効』で、写真から位置情報を消しさる事ができます。
デジカメの場合は取り扱い説明書などにExif情報の設定方法がのっていますので、それを良く読み好みの設定に変える必要があります。
まとめ
Exif情報はプロ、アマを問わず自分で写真を管理する上では大変便利なものですが、インターネット上に投稿する際には注意が必要です。
とくにスマートフォンで撮影する情報はきちんと設定していないと、知らぬ間に延々と自分の位置情報を垂れ流してしまっている事があるので、かならず設定を確認し、自分が安全であると思える設定に変える事が必要になってきます。
今すぐ相談したい方はこちら
-
原一探偵事務所
年中無休・24時間対応の無料電話相談!
浮気調査で一番大切なことは「真実を知ること」です。 原一探偵事務所は42年の調査実績と80,000件以上もの実績がある探偵事務所。 最新のテクニックと技術であなたの抱えている不安やストレスを解消し、明るい人生を取り戻すために徹底的に調査します。
相談料 対応エリア 休業日 無料 全国 年中無休・24時間
探偵事務所を簡単比較!
![]() |
42年以上の実績と最新のテクニックで徹底調査 |
無料相談 |
![]() |
たった2分で探偵社をご紹介!相談は何度でも無料です |
無料相談 |
![]() |
ムダのないスマートな調査と徹底したアフターケアが人気 |
無料相談 |
![]() |
復縁・離婚など調査結果が出てからも的確なアドバイス |
無料相談 |
![]() |
リアルタイムに調査状況を報告してくれる安心の探偵社 |
無料相談 |