気をつけよう！悪徳探偵社の条件とは？

１．別れさせ屋や、男女間の工作行為を行っている

別れさせ屋とは、男女の関係を清算するために工作活動を行う業者の事です。
こうした業者は『探偵』を名乗っている事が多く、通常の探偵社と混同されがち。

しかし、探偵とは『依頼により調査を行う』業務のみを指す言葉。
探偵が工作活動を行う事は一切無いばかりか、法律でも認められていないのです。

２．復讐代行やストーカー代行を行っている

近年、復讐代行業務を行った事で、ある探偵会社が逮捕される事件が発生しました。
また、在日中国人男性が探偵を名乗り、ストーカー行為の代行業務を行っていたという事件も発生しています。

こうした行為は当然法律で認められていないばかりか、立派な犯罪です。
例え探偵社を名乗っていなくても、こうした業者に絶対に依頼してはなりません。

３．犯罪組織と密接な関係を持っている

探偵社の中には、悪質な犯罪行為に手を染め、その組織の活動を手助けしているような業者が存在します。
中には、犯罪組織自体が探偵社を運営していたり、組織同士の抗争のために、探偵が雇われ調査を行うような事もあります。

こうして犯罪者に手を貸すような探偵社は、詐欺や恐喝といった行為まで行う所もあり、依頼する時には最も避けなければならない探偵社です。

４．事務所の所在地を教えない

事務所の所在地を教えたがらない探偵社は、かなり悪質である場合が多いです。
実際には事務所をもっておらず、例え教えてもらっても、別の探偵社の住所だったなんて事もあります。

ただ、個人経営でレンタルオフィスなどを使っていたり、まだ開業したてで、自宅兼事務所などで仕事をしている人の中には『恥ずかしい』や『トラブルを避けたい』という思いから、あまり住所を教えたがらない人も居ます。

ただ、そういう人物は口頭では言いたがらないまでも、名刺にはきちんと住所が入っています。

５．料金体系が不透明

現在では殆ど見なくなりましたが、かつての探偵業界は『相手の懐具合』によって料金を決めるような手口が存在しました。
これは当然、相手が金持ちであればそれだけの金額を頂き、逆に予算が少なければ、それだけ安く調査を行うというものです。

しかし、これでは全ての依頼者に対して平等に接しているわけではありません。
また、そのつど料金が変わるようでは、この調査がいったい安いのか？それとも高いのかという判断が依頼者にとって出来なくなってしまいます。

やはり、調査会社に依頼する場合には、はっきりとした料金体系を提示してもらう事が大切ですね。

６．調査の途中経過を教えてくれない

これも現在では聞かなくなりましたが、かつては契約書などに『調査は報告書で全て知らせる』といった文面をのせ、調査の途中経過を一切教えない不親切な探偵社が存在しました。

こうした事を行う理由は、探偵が依頼者の電話を受けながら調査をするのが難しいのと、報告書を渡すまえに情報を漏らしたせいで、そのまま料金を払わず逃げられないための防止策です。

しかし、中には途中経過を教えなくて良いため、報告書を改竄して浮気を無かった事にしたりする業者も存在していました。

まとめ

悪徳探偵社の条件は以下の通りです。

・別れさせ工作を行う会社
・復讐代行やストーカー代行を行う会社
・ヤクザなどの犯罪組織と深い繋がりを持っている
・事務所の場所を教えてくれない
・料金体系が不透明
・調査の経過報告をしてくれない

これらの条件に当てはまる会社は、悪徳探偵社と見て良いでしょう。
また、『探偵業の届け出』を行ってなっておらず、届け出番号をホームページや名刺に記載していない会社は、立派な違法営業ですので、注意が必要です。