もしや自分も？詐欺被害に遭いやすい人の特徴とは

人を騙す事で大金を手に入れる悪質な詐欺事件は後を絶ちませんが、そんな詐欺師が狙う人物の特徴をご存知ですか？

もしもこれさえ知っていれば、詐欺被害もかなり減るはずですので、今回は詐欺に遭いやすい人の特徴についてまとめてみました。

真面目な人

良心的で真面目な人ほど騙されやすいです。

良い人ほど騙されやすいなんて不条理だと感じるでしょうが、人の心を動かすのはいつだって良心。騙す人間はそれを良く理解しているため、人々良心を利用する手腕に長けているのです。

暗示にかかりやすい

暗示にかかりやすい人は、あまり警戒心が強くありません。
そういった人は、つい簡単に人のことを信用してしまうので、口車にのせられてあっというまに無一文にされてしまう事もあります。

頼られると弱い

「助けてください」と言われて、つい無理をしてでも手助けをしてしまう人ほど、簡単に騙されてしまいます。
オレオレ詐欺などを代表とした振り込め詐欺も、子供に頼られると弱い親の心理を巧みについているのです。

情報を疑わない

もたらされた情報を裏も取らず、簡単に信用してしまう人ほど詐欺に合いやすいです。

特に会社間の取引では、
・相手の情報はもとより、同じような取引で詐欺がなかったか？
・相手が言う情報は本当か？
・もしくは、この人物も情報の裏を取っていないのか？
など、執拗なまでに安全を確認しなくては、取り返しのつかない損害に繋がってしまいます。

断るのが下手な人

訪問販売で詐欺師に物を売りつけられてしまうような人は、たいてい断るのが下手な人です。
目の前で熱心にプレゼンされると、ついつい話を聞いてしまったり、迷惑なのに相手ともめるのが怖くて、場に流されるように購入してしまったりすることは良くあります。

詐欺師もそういう人間の特徴は良く解っているので、あいまいな態度を取る人と見れば、ここぞとばかりに簡単に引き下がるような真似はしません。

自分だけは絶対に騙されないと思う人

なんの根拠も無いのに『自分だけは絶対に騙される訳が無い!』と確信しているような人ほど、簡単に騙されてしまう事がおおいです。
なぜなら、詐欺師がもっともやりにくい相手とは「臆病な人間」だからです。

もしかしたら、自分は騙されるかもしれないと思っている人ほど警戒心が高く、何事も用心してかかる性質なので、騙す事は容易ではありません。

逆に、「自分は騙されない」という自信がある人ほど確認を怠ったり、相手に警戒心を持たなかったりするので、詐欺師にとっては良いカモなのです。

つい人の真似をしてしまう

「友人が買ったのだから、自分も欲しくなってしまった」という心理に囚われやすい人ほど、ねずみ講などの詐欺被害に合いやすい傾向にあります。

ねずみ講は友人知人を介して詐欺被害が広まっていくので、友人や知人の行動を真似がちな人は、あっという間に詐欺の輪に取り込まれてしまうのです。

占いが好きな人

占いが好きな人はなぜ騙されやしのかというと、その仕組みがわからないのに、出された結果に納得してしまう人が多いからです。

例えば「あなたの前世は宇宙人です」と言われて、「そうか私は宇宙人なのか」なんて簡単に思ってしまう人は、同じように「あなたはこの商品で幸せになれます」といわれ「そうか私はこれで幸せになれるのか」と、ついつい信じ込んでしまいます。

しかし、占いも詐欺も、どちらも結論に至るプロセスは開示されません。
そこに疑問をもたない人ほど、詐欺師にとっては格好の獲物。

また、占い好きな人間は、自分の価値観を他人にゆだねてしまう傾向があるので、あいての言うことを真に受けてしまう人が多いのも詐欺に合いやすい要因かもしれません。

まとめ

以上のことをふまえて考えてみると、やはり詐欺に合いやすい人というのは、『素直』で『真面目』で『人を信じれる』という、とっても立派な人。

詐欺に合わないためには、やはり人を疑ってかかるべきなのですが、純粋で素晴らしい人格の持ち主を騙そうとする詐欺師を擁護するような事だけはぜったいにしてはいけませんね。