埼玉警察官ストーカー事件。脅迫文で復縁を迫った巡査部長 - 2016.04.04(月)
埼玉県で発生したストーカー事件の公判が終了しましたが、その判決内容が今物議を醸しています。
判決は保護観察付執行猶予5年、懲役1年。
ストーカー被害で女性に脅迫文を送り付けた警察官は58歳であり、保護観察を行うのは、81歳の母親です。
本当に、この判決は妥当なのか・・?
この判決を聞いた人間は誰もがこの男の今後に一抹の不安を感じずにはいられません。
ストーカー事件の再犯率は決して低くなく、むしろ日本で起きるストーカー殺人事件の多くは、この様な裁判の後、数年以内に発生しているのです。
水戸警察官の不倫
警察官の不倫は珍しくありません。
また、その後、不倫相手から離縁を申しだされた後、事件化してしまうのも珍しくなく、昨年発生した大阪府での不倫殺人事件がその良い例と言って良いでしょう。
水戸警察署の警官が事件を起こしたのは今年1月。
不倫相手から別れを切りだされた後、男は次の様なメールを女性に送りつけています。
「朝、車の近くに写真、ばらまいておくからね」
実はこの警官、不倫相手との17年間に渡る不倫期間の間に、性行為を撮影した写真やビデオテープを家に大量に貯め込んでいました。
しかも最近になって奥さんにそのビデオテープを発見され、そのまま離婚請求までされていました。
もはや逃げ場なし。なんとか不倫相手を頼ろうと考えましたが、相手も離縁を言い出してきたため、なんとか女性を逃すまいとこんなメールを打ったのです。
しかし、それでも不倫相手からのメッセージが返ってきません。
そう判断するや否や、デジタルが駄目ならアナログだと、今度は手紙を作成し、女性の自宅に送付したのです。
水戸署の冷静な対応
「締りは良いし、声も出る、感じ方も最高の女です」
恐らく、女性には家族がいたため、彼らに手紙を見せようとしたのでしょう。
この手紙に恐怖を感じた女性はそのまま警察に連絡したが、この連絡によって起きた水戸署内の騒動は想像に難くありません。なにせ、大阪府の件があったばかりです。警察官によるストーカー事件など、あってはならない事件でした。
しかし、水戸署の判断は冷静でした。
通報を受けたあと、迷わずこの男をストーカー規正法違反と脅迫の容疑で逮捕。男性は6月に同県警を依頼退職しています。
その後、裁判になったのちも検察側の追及は厳しかったようです。当初の判決において裁判官は「情緒酌量の余地のない、身勝手な犯行」「再犯の可能性は極めて高い」として、懲役1年6ヶ月を求刑しました。
しかしその後、弁護側は、男性がすでに退職を余儀なくされたのち、事件の報道によって有名になり、社会的制裁は十分に受けていることを主張し、執行猶予を求めました。
その後、6月23日の裁判において裁判官は執行猶予を決定。懲役1年6ヶ月、保護観察付執行猶予5年が決定しました。
裁判官は「絶対に被害者に接触しないでください」と男に注意を促した所、男は小さな声で震えながら「わかりました」と述べました。
執行猶予付判決は妥当なのか
ストーカー事件が発生した場合の対処は大変デリケートな問題で、そう簡単なものではありません。
はじめはただのストーカーだったものが、警察に注意を受けたり、裁判所からの接近禁止令が出される事によって次第にエスカレートしていき、最終的に殺人に至ってしまうからです。
日本で発生するストーカー事件は年々増えていますが、殺人にまで至るケースは年に1度起こるかどうかでしょう。この数は不倫や浮気を原因とした殺人事件よりも遥かに少ないです。
しかし、ストーカー事件の恐ろしさは、執拗に相手を狙い、目の前に障害があればあるほど殺人にまで至る可能性が高い事です。
81歳の母親にどこまで保護観察が可能なのかは解らないが、見守るのであればしっかりと見守ってもらいたいものです。
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