探偵業界のタブー『欺調』とは? - 2015.10.18(日)
探偵業界で行われている業務は一般には殆ど公開されていませんが、その中でもかなりタブー扱いされているものがあります。
それは『欺調』と呼ばれる調査。
この調査方法はある事をしてしまうと違法となってしまうのですが、情報収集があまりに簡単に行えてしまう事から、この調査方法を乱用している探偵社も存在します。
では、それほど危険な調査方法とは一体何なのか?
今回は業界のタブー『欺調』について解説していきたいと思います。
『欺調』とは?
『欺調』は、呼び方こそ業界内で様々に形を変えられていますが、その正体は『自らの身分を隠して調査を行う』という事です。
例えば、Aさんの情報が欲しいと依頼された探偵社は、その情報をもっているBさんから情報を聞き出そうとします。
しかし、Bさんは警戒心が高く、そう簡単に探偵に情報を渡してくれそうもありません。
こんな時、探偵が使うのが『欺調』です。
探偵はBさんが信用できそうな職業や人物になり済まし、Bさんと接触。Bさんは相手が探偵だと知らないため、簡単に情報を手渡してくれます。
『欺調』は法律違反か?
欺調は民法でいう所の『身分詐称』に相当するという話を良く聞きますが、実は身分を詐称するだけでは全く違法性がありません。
実はそもそも、日本には『身分詐称罪』なる罪が存在せず、自分の身分を偽って語ることは、特に何の支障も無いとされています。
しかし、身分を詐称して詐欺行為を働いた場合は別なので、探偵でもない人が悪戯に身分を詐称するのは控えた方が良いでしょう
『欺調』の悪用
もともと法のグレイゾーンと言われる所で行われる欺調ですが、この欺調を使って絶対に調査を行ってはならない場所があります。
それはガス・水道・電力・通信・官公庁等の大量の個人情報を取り扱う場所です。
こうした場所に探偵が電話をする目的は、はやい話が『個人情報の入手』です。
ただ、個人情報を入手する事自体は違法ではありません、問題なのはその入手方法となります。
代表的な手法としては、探偵が本人になりすまして電話をして、本人確認のために行われる住所や電話番号などの復唱でデタラメな内容を伝えます。
すると、電話の向こうの担当者は当然、本人なのか確認出来ない為電話を切ろうとするのですが、探偵側は悪魔で本人の振りを通して『そちらの登録情報が間違っている』として、担当者に登録されている個人情報の確認を求めます。
そうすると、担当者によっては『では、○○県○○市○○番地でよかったですか?』と確認を求める発言をしてきます。あとは探偵はその住所の内容をメモし、欺調完了となります。
こうした手法は個人情報の守るためのセキュリティを不正に回避した罪に問われるのですが、探偵社ではこの様な非合法な手法を行って情報を得る所もあるのです。
欺調は使い方次第
欺調は聞き込みなどにはなくてはならない技術ですが、一歩間違えば探偵業廃止どころか、刑事罰として懲役を科せられる可能性すらある罪です。
この様な行いで依頼者が被害を受ける事はまず無いでしょうが、業務の適正化のためには早々にこの様な業務を行わず情報を得る手法を探偵業界内で協議する必要があるでしょう。
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