行方不明者捜索のタイムリミット(その2) - 2016.04.13(水)
行方不明者の捜索を行うためには、常にタイムリミットを意識しながら捜索を行う必要があります。
しかし、タイムリミットを意識することは、実際に家族に行方不明者が出た時にはなかなかできません。
なぜなら、家族が消えたという強烈な恐怖と不安は、捜索者の正常な判断を失わせてしまい、ただ現在感じている不安感や不信感をぬぐおうと、意味もなく自分を安心させてしまいがちだからです。
警察への通報をためらわない
早期発見のために努力をしなくてはならない行方不明者は大変に多いですが、行方不明者の家族の通報は行方不明から1日以上経過してから行われている事が多いです。
もしも、これが行方不明になってから半日でも早く警察に通報していれば助かった命と知っていれば、誰でも直ぐに警察に通報しているのでしょう。
しかし、日本の多くの家庭では警察への通報は愚か、捜査活動すらもためらう人が多いのです。
警察通報・捜索活動が遅れる理由
警察への通報や捜索活動が遅れてしまうのには以下の様な原因があります。
・慢心
「どうせすぐに帰ってくるだろう」と思って、捜索活動も警察への通報も行わず、翌日になって改めて「もしかして、行方不明になったのかも?」と思い直したり、家族の誰かに言われて、慌てて警察に通報をしたり捜索活動を行う人がいます。
これで無事に帰ってきてくれれば良いのですが、もしも家族が家に無事帰れなかった場合には、生涯その時の事を後悔し続けながら生きていかねばなりません。
・恐怖や不安
家族が行方不明になった後に起こりえる恐ろしい事態を想像したくが無いため、自分自身に「きっと帰ってくる、大丈夫だ」と言い聞かせすぎてしまい、行方不明者の捜索活動がおろそかになったり、警察への届出をためらう人がいます。
家族がいきなり行方不明になってしまった時の恐ろしさは、家族の誰かが行方不明になった人間にしか解りません。
しかし、恐怖や不安に負けてしまって、ただ自分に安心を与えるためだけに行動することは、行方不明者の捜索活動では無いのです。
・世間体
日本人が警察への通報をためらう一番大きな理由は、警察に通報した事が周囲に与える影響を気にすること、つまり世間体を気にして相談を躊躇ってしまう事です。
ただ、この点はご安心ください。
行方不明者の捜索願いは通報ではなく、警察への届出となるので、よほどの事が無い限り自宅にパトカーがやってきたり、警察官がわらわらと家に押し寄せて来る事はありません。
・日常的な家出を繰り返している
初めての家出なら警察に通報したものの、2度、3度と家出を繰り返していると、もはや家族の誰もが「またか・・」と、ろくに探す事が無くなってしまいます。
この場合でも、なるべく早く警察に届け出るのが望ましいですが、さすがに何度も家出をされていれば、誰の心にでも慢心は起きるもの。
家出をするたびに警察に相談し、行方不明者の届け出をするのは大変でしょうが、人の命には代えられませんので、是非ともよろしくお願いします。
まとめ
この様に、行方不明者は状況によって死亡率や捜索のリミットが変化します。
しかし、行方不明者の状況を正確に把握することは誰にも出来ないため、どの様な行方不明事件でも直ぐに警察に通報し、早めの捜索活動を行う事が望まれます。
また、もしも警察が本格的な捜索活動を行える余裕が無い場合には、探偵社や民間の行方不明者捜索機関などに相談し、捜索活動の手伝いをしてもらうようにしましょう。
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