ストーカーまがいの『ロミオメール』とは

みなさんは『ロミオメール』という言葉をご存じでしょうか？

ロミオメールとは、まるで『ロミオとジュリエット』のロミオのように、感傷的でロマンティックなメールを男性が女性に向けて送る事です。

しかし、このロミオメールが送られた時、実は相手がストーカー化する恐れが相当高まっている状態になっているので注意が必要！

というわけ、今回はロミオメールの種類と、その対応についてご説明します。

『君が居ないと僕はダメなんだ』系

例えば、
『君がいないと僕は生きていけない、君がいなければ僕は生きて居る意味がいない、だから僕には君がどうしても必要なんだ』
といったような、だいぶ甘ったるいメールを送ってくる男性が居ます。

こういう男性は、相手女性が異性に対して尽くす事が喜びであるという本質を見抜いており、そこを利用して復縁を迫る可能性が高いので、ここははっきりと「貴方に私は必要ないし、貴方は新しい恋をきっと見つけられる」といって、自分がもう相手に尽くす気はないことをアピールしておきましょう。

『恋人時の思い出を語る系』

例えば、
『君と付き合っていた数年間は本当に良い思い出だったし、今でも時々思い出しては、あの素晴らしい日々に立ち返る時がある。その時の君はいつも輝いていたけれど、僕が知らない今の君がどうなっているのか、少し気がかりだよ』
と恋人時の美しい思い出話を持ち出して、再び復縁を迫ろうとするパターンは、恋人関係にあった時の恋愛感情を再び想起させる事が目的です。

ですから「昔は昔、今は今だし、大切なのは将来よ」と、過去を振り返らない姿勢をアピールしましょう。

『成長アピール』系

例えば、
『あの時の自分はまだ幼くて未熟だったけれど、今の自分はもう変わったんだ。だから、変わった僕を君にみてもらいたい』
といって復縁を迫るタイプは、努力した自分をアピールしています。

本当に努力してきていたのなら、ただひたすらに貴方を思い続けてきた男性なのかもしれませんが、かといって彼と復縁をする気がないのであれば、「いくら貴方が変わっても、貴方とはもうやりなおす気はない」と告げましょう。

『出会い目的』系

例えば、
『最近君の事を思い出したら、もう一度君に会いたくてしょうがなくなってメールをしたんだ。また会ってくれないかい？』
といったメールは、はっきりいって肉体関係が目当ての出会い目的メールです。

こういうメールなら完全に無視してもかまわないでしょう。返す意味もありませんで、そのまま放置です。

上手く返信できなければ、返信しないのがベスト

ロミオメールが来た場合は、それに対して上手く拒否の意思を示したほうがいいでしょうが、下手にやってしまうと逆効果で、自分に対してより執着心が強くなってしまいます。

だからこそ、上手く返信できないようなら絶対に返信してはいけません。
出来うることならアドレスを変え、電話番号を変えて、相手から絶対にメールがとどかないようにしておきましょう。

それでも今度は手紙などが届くようになったら、「辞めてくれないと警察に訴える」という旨をしっかりと伝えるべきです。

それでもこれ以上のつきまとい行為をするようなら、警察に通報して、裁判所に接近禁止令を出してもらうこともやぶさかではありません。

まとめ

ロミオメールは相手があまりにも純粋すぎるために送られてくるのか、ただ出会いを求めてメールをしてくるのかを見極めたほうがいいでしょう。

この二つのうち、出会い系メールなら返信する必要はありません。
ただ、純粋系のメールならば、その対応は慎重にしたほうがいいでしょう。