怖すぎ注意！ 探偵がおすすめするストーカー映画

ストーカーの恐怖というのは、話を聞くだけではなかなか理解できないもの。
そこで、今回はストーカーを題材にした映画をご紹介。どれも名作ぞろいですので、ストーカーの勉強ついでに映画を楽しんでみましょう。

『ストーカー』

ロビン・ウイリアムが主演のストーカーを題材にした映画。

コメディや感動映画のイメージが強い同俳優ですが、この『ストーカー』では狂気のストーカーを怪演。『ロビンウィリアム史上もっと印象に残る』演技が特徴です。

ストーリーのあらすじは、街の写真屋さんに努める男が、その客である若い母親と息子が持ち込む写真の幸せさに心を奪われた末、次第にこの二人の家族の一員になろうとストーカー化していくというもの。ラストは静かな感動に包まれる名作です。

『ザ・ファン』

ロバート・デニーロ主演のスター・ストーカー映画。
まだストーカーという言葉が世界的に知られて無かった頃に発表され、一気にストーカー行為の知名度を押し上げた作品です。

ストーリーは仕事を解雇されたナイフの販売員は、ファンである大リーグの選手にどんどんとハマって行き、次第に恐るべき犯罪を実行しはじめるのですが・・・

ストーカー行為の結果、恩を受けたはずの大リーガーにまで復讐をしてしまうあたりは、さすがにハリウッドっぽいなと感じますが、ストーカーの恐怖を世に知らしめた傑作であると言えるでしょう。

『ミザリー』

スター・ストーカー映画の金字塔ともいえるのがこのミザリー。
スティーブン・キング原作のホラー・サスペンス映画ということもあり、その内容の衝撃度は相当エグイです。

あらすじは、作家である主人公は『ミザリー』という人気連作小説を執筆中、ある事故に会い雪山に１人取り残されます。
そこを『ミザリー』シリーズの熱狂的ファンであるアニーが通りかかり、主人公を救うことになるのですが、その後ミザリーシリーズの新作の内容を知ってしまったアニーは次は次第に恐るべき行動をとりはじめます。

『アンナと過ごした４日間』

異常な愛情ゆえに不幸に陥ってしまった男の姿を描いた本作は、まさしくストーカーを主人公とした異常なラブロマンスを描くというストーカー映画の基本的な要素を描いた作品です。

ポーランドの片田舎に住む主人公レオンは、数年前から近くに住む看護師のアンナを夜の生活を監視し続けてきた。
そんなストーカー行為をおこなっていたレオンは、ある日アンナが男に襲われている所を目撃してしまい・・・

ストーカーを主題にした映画の中でも、なぜか見る者に奇妙な共感が湧きおこってしまう不可思議な作品。映像美として見ても素晴らしい隠れた名作です。

『ディープ・ブルー』

日本のアイドルグループ『チャム』のメンバーである霧越未麻は、女優への道を捨て切れず、いきなりアイドルグループを脱退。

脱退後はドラマなどに出るものの、レイプシーンが撮影されたり、ヘアヌード写真を取らないかと声をかけられたりと、女優としての理想の仕事像はどこにも見当たらない。

やがて、自分が本当に女優をやりたかったのか解らなくなってしまった未麻は、インターネットで自分の名前を検索。

すると、そこでに出てきたのは、自分のストーカーが公開していた異常なほどに詳しい未麻の行動記録だった・・・

インターネットにアイドルにオタク、そしてそのアイドルを付け狙うストーカーの姿を描いた本作は、日本産アニメの中でも海外で高い評価を得ています。

まとめ

ストーカーが与える影響を考える上では、これらの映画は大変効果的な作品です。

ストーカー問題に興味が無いかたでも、一度見てみれば、ストーカーがどれだけ恐ろしいのかがおわかり頂けるかもしれません。