どんな時でも冷静に！いざという時のためのストーカー回避方法

ストーカーなんて他人事だと思っている人が多いでしょうが、実はストーカー規制法の適応後、その犯罪率は年々上昇傾向にあります。

規制法案が一般に浸透し始めた事もあげられますが、人口そのものが減少している中にあって増加しているのは見過ごせません。

では、もしも自分がストーカー被害に会ったら、貴方はどうしたら良いのでしょうか？

そんなもしもの時のために、今回はストーカーに狙われた時の対象法についてご説明させていただきます。

生活リズムの正しさは

生活リズムが規則正しい人ほど、ストカーにとっては美味しい相手となります。

なぜなら、

「いつもきまった時間に家を出て」
「いつも決まった道を通り」
「いつも決まった場所に行く」

といった相手は、一度パターンさえ掴んでしまえば、後は尾行の必要も無く、ただ待ち伏せをするだけで相手を監視できてしまうからです。

もしもストーカーに狙われていると感じたら、まずはそのリズムを崩す事から始めたほうが良いでしょう。

意味不明な行動を取る

突然来た道を引き返したり、建物に入ったら、すぐさま別の出口から抜ける方法はストーカーを捲くのに大変効果があります。

また、電車にのった瞬間に急に飛び降りたり、同じ方向に３回曲がるという方法も効果的。
とにかく相手が驚くような行動をして、いっきに捲いてしまいましょう。

頻繁に後ろを振り返る

尾行されていると思ったらまずやるべきなのが「とにかく後ろを振り返る」事。
ストーカーなんて接触するだけ無駄ですから、とにかく警戒心を露わにして相手に尾行そのものを中止させるよう心がけてみましょう。

尾行している側にすれば、何度も後ろを振り返られるだけでプレッシャーを感じるので、尾行を中止させるには十分な効果が期待できます。

ストーカーが増えているわけとは？

最近増加傾向にあるのが「サイバーストーカー」といわれるストーカー達。

サイバーストーカーとは、またの名をネットストーカーとも呼び、ＳＮＳやブログなどから、実際に会った事も無い人間に対して強い執着心を抱くようになりストーカー行為に走りはじめます。

従来、こうした交友関係の無いストーカー行為は著名人や芸能人を相手に行われていましたが、ネットの普及にともない、いまや一般人相手にストーカー行為を働く人間が増加しているのです。

もちろん、従来通り元カノにたいするストーカー行為や、会社の同僚などにストーカー行為を働く人間も多いため、かつてよりもはるかに多いストーカーが生まれてしまっているのです。

また、ストーカーにしても個人の情報を得る方法は様々あり、中には探偵社を騙して住所を調べようとする悪質な手口すら横行しています。

まとめ

今回はストーカーに対する対処について書きましたが、やはり最悪の事態を防ぐためには、早めに周囲に相談し、警察に通報したほうが無難です。

通報によってすぐに警察が捜査に入ったり、接近禁止令を出す事は稀ですが、それでも最後はいつでも警察に頼れると思えば安心というもの。高い税金を常に払っているわけですから、警察の利用をためらう必要はありません。

ただ、それでもストーカー被害がやまなければ、最終的には探偵社に依頼し、ストーカーの証拠を収集して起訴に持ち込むしかないでしょう。

ストーカーは毎年凄惨な殺人事件に発展してしまう事例があるため、決して甘くみてはいけません。最悪の事態をふせぐためにも、ストーカー被害が激しさを増してきたと感じたら、探偵社に電話をして事態の早期解決を図るようにしましょう。