恋愛中に解ってしまうストーカー化の前兆とは？

日本でおきるストーカー事件の大半は、ストーカー化してしまう前に加害者と被害者が恋愛関係にあります。

多くの人は、なんらかの理由によって別れた後、それを恨んでストーカーになってしまうのだと考えているでしょうが、これは大間違い。

実際の所はストーカーになりやすいタイプの人間は、付き合っている最中からストーカーの兆候を示している場合が殆どなのです。

また、ストーカー化の危険を察知した相手がパートナーとの交際解消を申し出る事も多いので、まずは自分がストーカーにならない様に気を付けなければならないのです。

では、ストーカー一歩手前の行動とはどんなものなのか？
今回は恋愛の仕方で見えるストーカーの兆候についてご紹介します。

他の異性と話す事すら許さない

ストーカー化しやすい人物の最も大きな特徴は、恋人に近づく他の異性への激しい嫉妬心です。

例えば、パートナーが会社の同僚や大学の友人と話していている姿を見ただけで、メラメラと激しい嫉妬心が湧きあがってきて、つい「さっき話していた人は誰れ？」と問い詰めてしまったり「他の異性と話さないで」などと相手を束縛する発言をしていたら注意が必要です。

相手の全てを知りたいと感じる

相手の事を知りたいと思うのは大切な事ですが、これも行きすぎてしまってはどうしようもありません。

特に相手のSNSなどを常に監視しているタイプは、無自覚なサイバーストーキングに発展しやすいので、しっかりと自分でラインを引き「これ以上は見てはいけない！」というブレーキをしっかりと掛けておきましょう。

また、SNSだけでは物足りなくなると、実際に相手の後を尾行しはじめたり、家で待ち伏せしはじめたら、そろそろ相手も貴方の事をストーカーだと気が付いているかもしれません

一方的に連絡を取り続ける

ストーカー化してしまう人の特徴として、現実を無視した妄想を信じ込んでしまう事が上げられます。
妄想癖や思い込みの強い人はストーカー化する前から露呈している事おおく、それは相手への連絡方法によって顕著に表れてきます。

まずメールやラインなどですが、相手の返信を待たずにこちらからひたすらに文章を送り続けていませんか？

相手の反応を気にせず、一方的に言葉を送り続けたり、スタンプなどを連続で送りまくる人は直ぐにその行動を止めてください。

電話の場合は、一日に何度も頻繁に連絡を取ろうとしていませんか？

電話を掛ける頻度があまりに多すぎたり、相手が電話に出なければ何度も何度も電話をするようであれば、別れた後にストーカー化してしまう兆候とみて間違いありません。

頻繁に携帯の履歴をチェックしている

彼氏や彼女の携帯をこっそり覗き見て、携帯電話の中身を確認していませんか？

発信履歴、メール、ＳＮＳ、LINEなどの中身を覗き見ることは、自分の欲求のみに忠実で、見られた相手の気持ち等にまったく無関心で、とにかく突っ走っている状態です。

また、携帯電話の中身は恋愛関係にある男女の場合でもプライバシーの侵害として訴えられる恐れもあるので気を付けてください。

まとめ

ストーカー行為を『愛情の深さ』と勘違いしている人も多いですが、実際には『相手の気持ちを考えられない』自己中心的な思考がもたらす、身勝手な行動です。

もしも本当に相手を愛しているのなら、ストーカー行為をしている自分を見つけた時に、相手に与える精神的苦痛を考えると良いでしょう。

「こんな事をしてはダメだ！」と、強い気持ちを持つことで、ストーカー気質の人でも健全な恋愛をはぐくむ事が出来るでしょう。