探偵が活躍する映画まとめ

探偵の仕事は秘密主義なため、その姿を見た事がある人は愚か、話にすら聞いた事も無いはず。

しかし、それでも『探偵』という仕事を知らない人が居ない理由は、フィクションの世界では常に大人気の職業だからです。

では、そんなわけで今回は探偵が出てくる名作映画についてご紹介。
これを見れば、貴方も探偵について少し詳しくなれるかもしれません。

世界最高の探偵映画『チャイナタウン』

『チャイナタウン』は、ハリウッド映画の傑作として名高く、探偵映画好きなら誰もが知っているでしょう。

舞台は1930年代のアメリカ・ロサンゼルス。
この町で成功した私立探偵のジェイク・ギデス(ジャック・ニコルソン)は、『モーレイ夫人』と名乗る女性から、ロサンゼルス水道局の幹部であるホリス・モーレイの身辺調査を依頼されます。

調査をすすめていくと、ホリスの浮気現場を押さえるのに成功したものの、当のホリスが何者かによって殺害されてしまいます。

焦ったジェイクは依頼人の元を訪ねるが、ホリスの妻は依頼人とは別人だったのです。

映画としての完成度があまりにも高すぎるせいか、ミステリー映画のランキングでは未だに上位にランクインする事が多いです。

また、ジャック・ニコルソンが演じるジェイクのアンチ・ヒーローぶりに誰もが唸らされるところ。探偵に興味がある人なら、一度は見て損はないでしょう。

『私立探偵濱マイク～我が人生最悪の時～』

『私立探偵濱マイク』は、1993年に制作された日本の探偵映画。カルト的な人気を博した後、ドラマ版が制作されると、日本中に熱狂的なマイクファンを生み出しました。

ストーリーの中心となるのは、横浜黄金町の映画館の屋根裏に事務所を構える私立探偵濱マイク(永瀬正敏)。

貧乏だがお人よしで正義感にあふれるキャラクターとハイセンスなファッションが受け、多くの探偵映画ファンを虜にしました。

『８mm』

ニコラス・ケイジ主演の映画で、良質なサスペンス映画として人気を博しました。

腕利きと評判が高い私立探偵トム・ウェルズ(ニコラス・ケイジ)のもとに、大富豪の未亡人から奇妙な依頼が入ります。

詳細を聞くため、屋敷に訪れたトムが見たものとは、無き富豪の金庫から出てきたというスナッフフィルム(本物の殺人映像)でした。そのフィルムの出所を調べるため、トムは調査を開始するのですが・・・

現代アメリカのリアルな探偵像が描かれているため、本職の人が見ると「あーリアルだなー」と唸らされるシーンがけっこう多く、探偵から見ても面白い映画だと思います。

そしてなにより、サスペンスとしての出来栄えが素晴らしい。
スナッフフィルムなどが出てくるので、かなり暗い展開になるのですが、それでも興味がある人は是非見てください。

探偵はＢＡＲにいる

大泉洋と松田龍平のコンビが北海道・ススキノを舞台に活躍する探偵映画シリーズ。

古き良き探偵モノの空気感を残しつつ、良質なエンターテイメントとして仕上げられた日本では珍しい探偵映画といえます。

探偵である『俺』(大泉洋)は、事務所として借りているバーの黒電話に掛かってきた一本の電話から、とある弁護士に揺さぶりをかける事となった。しかしその後、謎の集団に拉致され・・・

笑いあり、アクションあり、笑いありのハードボイルド映画ということで、かつての松田優作が主演を務めて絶大な人気を博したドラマ「探偵物語」を思い出します。

つまり、この映画は程誰が見ても面白いと言える作品だといえるので、探偵映画の入門としてはうってつけかもしれません。

まとめ

いかがでしたか？
他にも沢山の素晴らしい探偵映画があり、まだまだ紹介しきれません。

それほど多くのフィクションに探偵が出てくるわけですから、もしも、貴方が探偵に仕事を依頼するような事があった時は、ただビジネスライクに付き合うより、探偵の世界を想像してみて楽しむのも良いかもしれませんね。