探偵は見た！本当にあった浮気現場『騙され続けた妻』

『愛人』という言葉がありますが、それは『正妻』という正式な妻が居るからこ生まれる関係でもあります。

ですが、もしも男性が既婚者である事を隠し、数十年に渡って愛人を騙し続けていたとしたらどうでしょう？
その相手は、自分と男性との関係を、いったいどのように考えているのか・・

今回は、実際にあった調査事例から、愛人と正妻という関係について説明していきたとい思います。

『騙され続けた妻』

この調査の依頼者は、50歳程になる独身女性。

しかし、実はこの女性には内縁関係に当たる夫ががいましたが、最近になって、その夫に浮気相手が居るのでは疑いを持ち始めたせいで、探偵社に浮気調査を依頼する運びとなりました。

依頼者の説明によれば、内縁の夫は左官工として働く腕利きの職人で、全国に出張に向かう事から、殆ど家に寄り付かず、月に2、3度家に戻ってくるような生活を送り続けてきたといいます。

しかし最近になり、仕事を理由に戻るはずの日に戻らなくなり、会話も殆ど電話だけになってしまったそうです。

調査開始

調査は男性が自宅に戻った直後から開始されました。
自宅に戻った男性は、翌日の朝7時に家を出ると、車に乗りどこかへ向かって走りだしました。

情報によれば、この男性は新潟で仕事があるため、そのの新潟方面へと走って行く予定でしたが、対象差は途中までその方向に走ると、突然右折。そこからは高速のICとはまるで違へと向かっていったのです。

そして、車はついに周囲に田畑しかないような田舎までやってくると、その中にあった農家風の戸建住宅の敷地に入り、車を駐車。
そのまま鍵を開けて、家の中へと入っていってしまったのです。

正妻と愛人

その場で暫く張り込んでも、男性はまるで家から出てくる気配をみせませんでした。家に表札も無く、誰の家かもわらず途方にくれていると、昼前に男性は家から出てきて、市内の病院へと車を走らせました。

病院に到着すると、男性は慣れた足取りで入病棟に向かい、その中の個室へと入っていきます。

さすがに個室の中は見れないので、それとなくドアの横にある患者名をチェックうすると、なんと対象者と同じ名字の女性でした。

その後

そのごの調査の結果、対象者が立ち寄った家の所有者は対象者自身であり、その病院に入院していたのは浮気相手でもなんでもなく、正式に正妻である事がわかりました。

この事実をしった依頼者は、自分が何十年も騙され続けてきた事にショックを覚え、すぐさまこの男性と話し合い、今後の事や慰謝料、損害賠償などの手続きを進めました。

また、この裁判によって正妻に長年の不倫関係がばれた対象者は、その正妻にすら愛想をつかされ、そのまま離婚。こちらも慰謝料や損害賠償などを請求しているらしく、女性二名の総額を合わせると、大変恐ろしい金額になると。

震えあがる対象者の姿が目に浮かび、さすがに同情を禁じ得ませんでした。

まとめ

どちらにも嘘をつき、同時に二人の妻を手に入れる事に成功した対象者ですが、これほどまでに嘘が上手い男性というのは、日本中を探してもそう出てこない気がします。

しかし、なぜそのバイタリティを仕事に使わなかったのか・・・本当にあきれかえってしまいますね。

また、愛人を騙し続けてまで関係を続けようとする卑怯な手口も褒められたものではないでしょう。

かつては当たり前のようにあった『愛人』ですが、もはや時代はとっくに21世紀。
一夫多妻制の名残など捨て去って、人類は新たな進化を遂げなければなりませんね。