親の浮気が子供に与える影響

不倫が与える子供への影響はいったいどんな物があるのでしょう？

今回は子供のある家庭の親が浮気をした場合に、子供に一体どのような影響を与えてしまうのかを考えて行こうと思います

喧嘩が絶えない家庭

まず浮気がもたらす可能性としては、家庭内不和によって子供が受ける精神的ストレスです。

子供は親同士の関係性が悪くなると、本能的に自分の生存率が下がる事を知っています。

だからこそ、両親の関係が悪化に敏感で、家庭内の誰よりもストレスを受けてしまうのです。

このストレスが元で様々な発達障害が起こりえる可能性が高まるほか、ストレスのはけ口を求めて素行に問題が発生してしまう事もあるでしょう。

親の真似をしてしまう

子供は親の姿を見て育つといいますが、浮気という行為もまた子が真似てしまう事をご存じでしょうか？

とくに倫理観が形成されはじめる5歳児から小学校程度の年齢までの間に、子供が親のどちらかが浮気をしている事を知れば、それは許される行為であると勘違いしてしまいます。

こういった事を浮気常習犯に行っても理解されないでしょうが、自分の子供が自分と同じような過ちを犯してしまうのは、誰からみても不幸の連鎖でしかありえません。

親を尊敬できなくなる。

子供というものは親を見て育つと同時に、自分の親にたいして「こんな親で居てほしい」と願っています。

それは子供自身の理想の高さでもありますし、素晴らしい人間になりたいという立派な考え方ですが、まるでそれを否定するような生き方を親がしていては、子供に尊敬されることは不可能でしょう。

これは、尊敬されない親が可愛そうだという話ではありません。尊敬できる親をもてず、見習うはずの師を失った子供が可愛そうだということです。

だからこそ、貴方自身が立派な親になろうと思わなければなりません。
もし、あなたがそういう姿勢をしめさなければ、その子供は親に尊敬を示すことも、より良い人間なろうという姿勢も持たなくなってしまうでしょう。

将来子供が不倫をしてしまう可能性

父親が不倫常習犯の場合、その子供、特に女の子は不倫癖の男性に愛情を注いでしまいがちになってしまいます。

これは遺伝的問題もありますが、精神心理学上証明された「女性は異性に対して常に父性を求める」という理論に基づいての主張です。

浮気を繰り返す男性からすれば、自分の娘が、自分の様な男性と関係を持つ事がどれだけ不幸な事かわかるでしょう。

その男性はおそらく、貴方と同じように娘との関係を遊びだと思っており、あなたの娘意外ににも多くの異性をパートナーに抱えているかもしれません。

また、その男性が一度浮気をやめたとしても、貴方のように再び浮気症が再発し、家庭を犠牲にしてでも浮気を繰り返して、あなたの娘の事などおかまいなしになります。

つまり、貴方が浮気をすれば、あなたの娘の将来も浮気にまつわるトラブルで溢れるということです。

まとめ

人は皆利己的で、決して真に利他的な行動を取ることはできません。
しかし、そのような動物的本能に身をゆだね、子供の将来も犠牲しながら浮気を続けていくとことは、動物的には認められても、人間として、そして親としては完全に失格です。

家庭があり、子供も居る親ならば、自分の行動に責任を持ち、人として、親として正しい生き方をしなければ、それを見て育つ子供が幸せになる事は二度とありえません。

自分のために生きず、子供のために生きる良き親であることを祈ります。