怒りをコントロールして修羅場を乗り切るためのコツ

自分の夫や妻が浮気をしたのを解ったとき、怒り狂うのが普通なのですが、その怒りが原因でとんでも無い事になる事もあり、怒りに身を任せるとロクな事にはなりません。

また、内心関係の修復を望んでいたり、優位に離婚を進めようと思っていても、激しい口論になって激昂したあげく、何もかもがメチャクチャになってしまいます。

そこで、今回はそんな修羅場を乗り切るための怒りの押さえ方についてまとめてみましたので、怒りっぽい人は是非ご覧ください。

全ては『深呼吸』から

古くから言われているリラックス法の王道「深呼吸」は当然怒った時でも効果を発揮してくれます。

新呼吸をするとき、体の中にある交感神経が活発に活動しはじめ、神経の興奮や血圧の上昇を抑えてくれるので、深呼吸を２〜３度するだけで血圧の上昇を抑える事ができるのです。

利き手とは違う手で作業をする

イライラした時には、いつもと違う方法で作業をする事で、右脳と左脳の働きを均等に保つ事が出来、より理性的な判断が出来るようになると言われています。

この理由には諸説あり、まだまだ研究段階ではあるとされていますが、実際に試した人からは『本当にイライライが治まった！』という声も多く、民間療法や心理カウンセリングの分野ではかなりの効果をあげているようです。

自分を客観視して怒りを鎮める

自分を常に客観視している人間は、怒っている時の自分の姿を想像して、怒る事を我慢する事ができます。

もしも自分が今にもキレ出しそうだと感じたら、まずは怒っている自分の姿を想像してみましょう。
その時の、大きな声を相手をののしったり、凶暴な顔つきになった自分の顔を思い浮かべられれば、次第に怒りは収まりはじめるでしょう。

散歩する

散歩をして新鮮な空気を吸って景色を見ることで、交感神経と副交感神経のバランスが保たれます。

昔から良くイライラした時には『頭を冷やす』といって外に出て行く事がありますが、少しでも体を動かして外を歩くだけで、イライラや不安を軽減できるのです。

カレー等の辛いものを食べる

香辛料を大量に使った料理には、人の怒りを鎮める働きがある事が近年の研究で発見されました。
『頬笑みの国』と言われるインド人がほほ笑んでいられるのも、スパイスを大量に摂取しているかならなのかも。

イライラしたら、すぐさま近所のカレー屋さんにいって辛いものを食べれば、ストレス発散にもなって良いかもしれませんね。

１０秒我慢する

イライラして、もう今にもブチキレそう！もう我慢できない！めちゃくちゃにしたい！

なんて時は、上記であげた方法を取る暇もありません、とにかく怒りを絶える事しかできません。

しかり、怒りというのは常に高い状態ではありません。

血圧が上昇して体全体が攻撃的になっていたとしても、１０秒～３０秒もすれば自然と血圧が低下して、怒り自体が治まってきます。
『もう限界だ!』といくら思っていても、たった１０秒我慢するだけで気分が落ち着くのですから、やってみる価値は十分ありますね。

もしもそれでもキレてしまったら？

浮気をしたご主人相手にそれでもキレてしまったなら、すぐさまその場を離れてください。
そして、散歩などをして、深呼吸をし、何かを食べたりする事で一旦気持ちをリセットしましょう。

その後、怒りをぶちまけてしまった自分を反省してから、再び冷静に話し合いをすすめると良いでしょう。

また、怒りを鎮める事は悪魔で自分の為。
決して相手を許したり甘やかしたりする為ではない事をしっかりと自覚しておきましょう。

まとめ

浮気のトラブルでの喧嘩がエスカレートすると、警察沙汰になる事も大変多いですし、実際に怪我をしたり、殺されたりする事もあります。

それほど、浮気や不倫を原因とした怒りは凄まじいもの。

なにせ、男女のトラブルというのは、自分の遺伝子を残せるか残せないかという、人が生きる最大の目的が関わっているトラブルなのですから、一旦キレてしまうと、どんな手でも使って報復しようとする人も多いのです。

そんな事をして犯罪者になる前に、しっかりとイライラを収めて、冷静に問題を解決しましょう。