浮気を調べる時に疑心暗鬼に陥らないテクニック - 2015.06.15(月)
何か小さな疑いを持ってしまった時、その疑念は放っておけば放っておくほどどんどんと大きくなり、やがて人を食いつくすほど巨大なものになってしまいます。
その時、人は自らの疑いに根拠を持たせるため、様々な調査を行い、そこからさらに疑いを大きくしてしまいます。
これを人は『疑心暗鬼』と呼びますが、実は浮気調査の世界にも、時折疑心暗鬼に駆られて調査を頼むような人がいらっしゃいます。
この場合、浮気調査を幾ら行っても結果は出ませんが、それでもご依頼人は納得することができず、パートナーに対して根拠の無い疑念を募らし続け、どんどんと関係を悪化させていってしまいます。
では、どうすれば浮気に対する疑心暗鬼を消し、正確な判断を行えるのか?
今回は探偵目線からみた疑心暗鬼の消し方についてご説明します。
先入観を持たず、事実だけを見る
探偵の世界でも、疑心暗鬼に駆られることは良くある事です。
例えば、対象者が浮気をしているという先入観から、「絶対にこいつは浮気をしているはずだ!」と信じているばかりに調査をあせって、ミスをしてしまう事があります。
しかし、こうした考えは、事実を見失い、現実が何かすら見失わせる危険な考えです。
だからこそ、正確な調査を求められる探偵は、常に先入観を捨て、事実だけを見るようにしなければなりませんが、これは浮気を疑う人にも同じ事がいえます。
疑いをもったら、まずはその疑いが正しいかを考えなければ、人は事実すらも捻じ曲げて考えてしまうのです。
調べる時は、望み通りの結果ばかりみない
浮気の疑いをもち、それを調べる時にもっとも気を付けなければならないのは、『浮気の証拠』ばかりを探してしまう事です。
たとえば、異性とのメール。
こうしたメールは誰もが持っているもので、決して決定的な浮気の証拠にはなりません。
では、もし貴方のパートナーのメールに『この間は食事ありがとうございました!』といった異性からのメールがあたら、貴方はどう思いますか?
おそらく、多くの人はこれが浮気の証拠になると考えるでしょう。
しかし、浮気の疑いはあっても、あくまで疑い。
本当に浮気をしているのかどうかを調べたければ、この異性と本人がどのような関係であるのかはっきりとするまでは、まだ浮気は確定していないという判断を常に持ち続けなければなりません。
しかし、もしもこれを『決定的な浮気の証拠』としてしまえば、事実を見つけ出す事は困難になるでしょう。
また、ありもしない浮気相手を何人も造り出すことにもつながり、事実無根の疑いで、愛しているはずのパートナーとの仲が最悪の事態に陥ってしまいかねません。
疑うことは、事実を知る事だとしるべし!
人を疑うことなら、誰でも簡単にできます。
しかし、多くの人が『疑う』事だけをして、『何が真実か』を見ようとはしませんし、そこにはまるで興味すらありません。
結局、疑心暗鬼に陥って浮気を疑い人も、事実にはまるで興味ありません。
しかし、本当はその人物は浮気をしていない可能性もありますし、浮気をしていても、貴方の事を本当に愛している事だってあるのです。
だからこそ、疑いに飲まれてはいけません。たとえ探偵でなくとも、人を疑う時には、事実だけを見なければなりません。
でなければ、本当のその人の姿にも、その人が貴方に注いでいる愛にすら気が付けない事があるのですから。
まとめ
浮気をしているかも?と思った時は、決して中途半端な調査をして、その結果から安易に応えを導き出してはなりません。
パートナーの本当の姿を知るためには、それ相応の技術が必要であり、プロに徹して調査にあたれる第三者の存在が必ず必要なのです。
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